仕事を辞められない・辞めさせてもらえない原因と対処法とは?

仕事を辞めたいのになかなか辞められない……。そんな経験をしたことはありませんか?実は、仕事を始めるよりも辞めることの方が何倍もエネルギーを使います。そこで、仕事を辞められない原因や、辞めさせてもらえない場合の対処法についてご紹介します。仕事を辞められない・辞めさせてもらえないというお悩みを持つ方の参考になれば幸いです。

目次

    仕事を辞められない?辞めさせてもらえない?

    退職の意向を示したら、引継ぎや挨拶をして退職当日を迎える。それが一般的な退職までの流れです。

     

    しかし、仕事を辞めたいのに辞められない・辞めさせてもらえないなど、退職を願ってもスムーズに辞められないケースがあります。

     

    労働者は自分で退職を決められるはずなのに、なぜすんなりと辞めることができないのでしょうか。次の項目では、その原因について探っていきます。

     

    仕事を辞められない原因

    辞められない

    iStock.com/taa22

     

    仕事を辞めたいなら辞めればいい、そう思う方は少なくありません。しかし、中には辞めたくても辞められない人がいます。なぜ、仕事を辞めたいのに辞められないのでしょうか。

     

    考えられる原因として、次のものが挙げられます。

     

    • ・踏ん切りがつかない
    • ・申し訳ない感情がある
    • ・会社の人手不足が心配
    • ・引き止められている
    • ・退職を拒まれている

     

    仕事を辞められない人は、辞めたいと思っても辞める意思が固まらない、自分が退職した後のこと考えてしまう、という方が多いようです。

     

    辞めようという感情があるにも関わらず、会社の心配をするなんて不思議に思いますよね。でも、責任感が強く真面目な人ほど、会社に迷惑をかけられないと考えてしまうのです。

     

    また、会社から強く引き止められてたり、退職を拒まれたりする人もいます。そのような場合は、辞められないというよりも、辞めさせてもらえないという気持ちの方が強いでしょう。

     

    次の項目では、仕事を辞めさせてもらえないケースについて詳しくみていきます。

     

    仕事を辞めさせてもらえないのは違法!?

    拒否

    iStock.com/kk-istock

     

    仕事を辞めたいのに上司や会社が辞めさせてくれないことがあります。仕事を辞めさせないことは、法律違反になるのでしょうか。

     

    結論からお伝えすると、労働者は退職意思を伝えてから2週間後に仕事を辞めることが可能です。そのため、退職の拒否は法律違反になり得ることも考えられます。

     

    ただし、ここで注意しなければならないのは、雇用形態による違いです。正社員と非正規雇用労働者によって扱いが異なります。

     

    正社員の場合

    一般的に、期間の定めがない労働契約による雇用が正社員と呼ばれます。

     

    正社員は、民法第627条において、退職の意思を申し出てから2週間後に退職することが可能です。

     

    原則として会社の承認は不要ですが、会社によっては退職の申し出に関する期間を就業規則に設けている場合があります。

     

    基本的には、会社の規則よりも民法が優先されます。ただし、トラブルを回避するためにも、就業規則を無視して退職するのは避けたほうがいいでしょう。

     

    非正規雇用労働者の場合

    契約社員やアルバイトなど、雇用期間の定めがある非正規雇用労働者。

     

    非正規雇用労働者の場合は、民法第628条により、契約期間中に退職する際は原則として会社の同意が必要です。

     

    しかし、やむを得ない事情がある場合は、契約期間の定めの有無に関わらず辞めることができます。

     

    仕事を辞められない・辞めさせてもらえないときの対処法

    退職願

    iStock.com/Wako-Megumi

     

    仕事を辞められない・辞めさせてもらえない場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。困ったときの対処法についてご紹介します。

     

    仕事を辞められない場合

    仕事を辞められない理由は人それぞれですが、事情によりすべきことが異なります。以下を参考にしてみてください。

     

    • ・決断ができないときは考えを整理する
    • ・人手不足の場合は早めに上司に相談する
    • ・引き止められているときは要望を伝える
    • ・退職後の不安があるならもう一度考える

     

    会社や将来など、退職にあたって気になることはたくさんあるかもしれませんが、仕事を辞められるかどうかは、自分の意思の強さが大きく影響します。

     

    辞める勇気が出ないのであれば考えをまとめる、引き止められている場合は自分の不満や要望を会社に伝えてみるのもいいでしょう。

     

    「仕事を辞めたい」という自分の気持ちや考えを尊重して判断するのも大事なポイントです。

     

    仕事を辞めさせてもらえない場合

    仕事を辞められないときは、そこに自分の意思が働いていることが多いものです。

     

    しかし、仕事を辞めさせてもらえない場合は少し複雑で、会社から退職拒否や在籍強要をさせられていることもあります。

     

    そんなときは、以下の対処法を参考にしてみてください。

     

    • ・退職届を提出する
    • ・労働基準監督署に相談する
    • ・弁護士に相談する
    • ・退職代行の検討する

     

    これらの対処法は、仕事を辞めたいことを伝えたにも関わらず、受理してもらえなかったケースを前提とします。

     

    通常、本人の退職意思を会社が確認した後、退職届の提出を求められます。しかし、この場合は意思を伝えた時点で拒否されているので、退職届を提出しはっきりと意思表示をしましょう。

     

    また、雇用形態によっては法律違反になるケースもあるので、あまりにも会社との話し合いがうまくいかない場合は、労基や弁護士に相談することも検討した方が良さそうです。

     

    仕事を辞められない・辞めさせてもらえない状況は変えられる!

    幸せの選択

    iStock.com/Rattankun-Thongbun

     

    仕事を辞めたいと思っていても、仕事を辞められないことや仕事を辞めさせてもらえないケースがあります。

     

    しかし、退職は法律で認められた労働者の権利です。本当に仕事を辞めたいと思っているのなら、辞められない・辞めさせてもらえない状況は変えられます。

     

    辞められない原因や対処法を知った上で自分の意思を大切にし、幸せに働き続けるための決断をしてくださいね。

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