ポテンシャル採用とは?内定を掴むポイントを新卒・第二新卒・中途のケースごとに紹介

柔軟な考えを持つ企業で、続々と導入が進んでいるポテンシャル採用。ポテンシャル採用とは、どのような採用方法を言うのでしょうか。また、どのようなことに気を付ければ内定を獲得することができるのでしょう。新卒・第二新卒・中途のポテンシャル採用で注意したいポイントとあわせてご紹介します。

目次

    大手企業も注目するポテンシャル採用とは?

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    ポテンシャル採用とは、どのような採用方法のことを言うのでしょうか。今注目が集まる理由とともに、みていきましょう。

     

    ポテンシャルは潜在能力のこと

    ポテンシャルは、潜在能力や可能性を意味する言葉です。つまり、ポテンシャル採用とはスキルや経験よりも、応募者本人の持つ潜在能力や伸びしろに焦点が当てられる採用方法ということがわかります。

     

    応募者の最大のメリットは、スキルや経験のない業界・職種でもチャレンジがしやすいということでしょう。特に、若年層を増やしたい企業や職種の求人でポテンシャル採用が多く見受けられます。

     

    なぜ今ポテンシャル採用が注目されているのか

    応募者のメリットが大きいと感じるポテンシャル採用ですが、企業にとっても大きなメリットがあります。下記はその例です。

    • ・ポテンシャルの高い人材を業界問わず採用できる
    • ・若年層からの応募が増える
    • ・従業員間で多様な価値観を共有できる
    • ・企業の若返りに繋がる

    新しいことに挑戦したい応募者と、新しい価値観を持つ従業員を採用したい企業。双方のメリットが大きいポテンシャル採用は、人手不足解消の新たな一手として注目を集めており、新卒の就活ルールの撤廃が決まったことでますます導入する企業が増えると予想されています。

     

    ポテンシャル採用で求職者は企業に何を見られるのか?

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    “ポテンシャル”と一口に言っても、抽象的すぎて結局何で判断されるのかがわからない、と思う求職者は少なくないもの。企業は何を見て、「ポテンシャルがある」と判断するのでしょうか。採用担当者がポテンシャル採用で見ることが多い、4つの軸をご紹介します。

     

    熱意やビジョンがあるか

    「ポテンシャル採用」と企業が謳っていることからもわかる通り、企業はもちろんやる気や熱意を見ています。ただ、「頑張ります!」「何でもします!」のような定量的ではない熱意では、残念ながらポテンシャルを感じてもらうことはできません。

     

    企業は「いつまでにこうなりたい」「入社までにこの資格を取得する予定です」のような具体的な考えや行動を期待しています。よって、応募する際は具体性を意識しましょう。

     

    社会人としてのマナーがあるか

    ポテンシャル採用の性質上、応募するのは若年層が中心です。企業もそれを把握したうえで求人を募集していますが、若いから多少マナーがなっていなくても問題ないだろう、と考えるのは社会人としては半人前です。

     

    企業は、最低限のビジネスマナーが携わっていることを応募者に期待しています。多少大目に見てもらえることもあるかもしれませんが、意識するに越したことはありません。伝わりやすい文章構成や綺麗な敬語を使うことできれば、加点にも期待が持てます。

     

    価値観の軸があるか

    特に第二新卒の応募者に対して企業が注目しているのは、価値観の軸があるかということです。これは、新卒入社した企業からの退職が早ければ早いほど注視されます。

     

    飽きてしまったのではないか、逃げの転職ではないか、自己分析が足りなかったのではないかなどと思わせるような応募書類や面接では、ポテンシャルを感じてもらうことは難しいでしょう。裏を返せば、軸があると伝われば早期退職でもマイナス評価は下されないはずですよ。

     

    新しい環境に順応できるか

    新卒・第二新卒・中途採用ともに、「うちの会社にすぐ馴染めそうか?」というのも採用担当者が見ているポイントのひとつです。

     

    ポテンシャルを履き違えているような自信過剰な応募者や、ポテンシャルは秘めていそうなのにコミュニケーションスキルがいまいち……というような応募者は、採用が遠のいてしまいます。不安な方は企業研究を徹底し、求めている人物像をイメージするのがおすすめです。

     

    ケース別!ポテンシャル採用で内定を掴むためのポイント

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    立場によっても企業がポテンシャル採用で見るポイントは異なります。内定を掴むために押さえておきたいポイントを、新卒・第二新卒・中途採用の3つのケース別でご紹介します。

     

    新卒のポテンシャル採用

    社会人経験のない新卒は、新卒採用そのものがポテンシャル採用と言っても過言ではありません。ただし、30歳以下なら誰でも応募ができるような「新卒も応募可能なポテンシャル採用」に応募をする場合は、一般的な「新卒の就活」とは別物と考えておくのが賢明です。

     

    ライバルとなる社会人に勝つために必要な武器を定めるためにも、自己分析や企業研究は徹底して行いましょう。下記記事もきっと参考になるはずです。

     

    今後の新卒採用はポテンシャルが鍵!企業は新卒のどこにポテンシャルを感じるのか?

     

    第二新卒のポテンシャル採用

    社会人歴3年前後の第二新卒は、最もポテンシャル採用と相性が良いとされる求職者属性です。しかし、入社3年以内に退職する新卒は例年3割程度。同年代のライバルも多いので、油断は禁物です。

     

    第二新卒が企業に必ず見られるのは、転職理由です。「新卒の就活で自己分析が足りず、適当な企業に入社したのではないか」「学生気分が抜けていなかったのではないか」など、採用担当者は厳しくチェックします。

     

    なぜ今転職しなければならないのか、またなぜこの会社でなければならなかったのかを熟考し、あわせて自分の言葉で伝えられるよう面接対策を行っておくのがベストでしょう。

     

    第二新卒はポテンシャル採用が狙い目!求人が多い業界や転職を成功させるためのポイントを紹介

     

    中途のポテンシャル採用

    第二新卒を超え、20代後半・30代前半でポテンシャル採用に応募するという求職者に求めらえれるのは、業界や職種を超えても活かせる経験があるか、ということです。

     

    どんな仕事であっても、共通して役立つスキルは山ほどあります。フレッシュな応募者と戦うためには、柔軟さも欠かせません。企業と社会の接点、業界動向なども押さえつつ、採用担当者の視点からどんな人材が求めらるかを考えてみるのも面白いかもしれませんね。

     

    採用担当者・責任者が知っておきたいポテンシャル採用の落とし穴!失敗例や原因を見てみよう

     

    ポテンシャル採用を進める企業は多様性を重視している!

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    ポテンシャル採用は、導入する企業が増えると予想されている採用方法です。すでに取り入れている企業は柔軟な思考で、多様性のある組織を作ろうと動いているはずですので、きっと人材を人“財”と考えてくれるような魅力的な企業である可能性が高いでしょう。

     

    チャレンジ精神があれば、誰にでも入社の道が用意されているポテンシャル採用。年齢や経験にとらわれず、気になる企業があればぜひ応募してみてください!

     

    宿泊業界であれば、当サイト「おもてなしHR」が力になります。おもてなしHRでは、これまで数多くのホテル・旅館のポテンシャル採用を応援してきました。「このホテル・旅館に入社して良かった!」と思える応募先を見つけたい方は、ぜひ気軽に転職アドバイザーを頼ってくださいね。

     

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