履歴書封筒・裏面の書き方ガイド!項目ごとに詳しく解説!

インターネットの普及により、郵便を出す機会は年々減少しています。これでは、「封筒の記入方法がわからない」というのも無理はありません。しかし、今後すぐ、郵便文化がなくなるというのは考えづらいもの。封筒の記入方法をはじめとした、正しい郵送マナーはビジネスにおいても役立ちます。改めて、チェックしていきましょう。

目次

    履歴書の封筒・裏面には何を書く?

    iStock.com/miya227

     

    履歴書封筒の裏面には、下記5つの記入が必要です。

    • 1.郵便番号
    • 2.住所
    • 3.氏名
    • 4.封入した印(封緘印・「〆」などの記入)
    • 5.投函日・面接日

    記入のポイントは、郵送・手渡しの「提出方法」と、縦書き・横書きの「書字方向」で多少異なります。両者の違いに気を付けつつ、マナーに沿った履歴書封筒の作成に取り掛かりましょう。

     

    項目別にみる履歴書封筒・裏面の書き方

    履歴書封筒・裏面の書き方(郵送時)

    ©nextbeat

     

    履歴書封筒・裏面には、郵便番号・住所・氏名の「個人情報」「封入した印」「日付」の大きく分けて3種類の記入が必要です。項目に分け、それぞれの細かなポイントをみていきましょう。

     

    1.郵便番号

    居住地の郵便番号を記入します。記入枠がある場合は枠内へ、記入枠がない場合は「〒」のマークは書かずに、数字と間のハイフン(ー)で郵便番号を記入するのが正しい表記です。

     

    数字は、横書きの場合は「1・2・3……」の「アラビア数字」を、縦書きの場合は「一・二・三……」の「漢数字」を用いるのが一般的でしょう。

     

    ただし、続く「住所」「氏名」が縦書きであっても、郵便番号のみは横書き、ということも多いものですので、基本的に郵便番号はアラビア数字で問題ない、ということを覚えておいてくださいね。

     

    2.住所

    下記のポイントに気を付けながら、居住地の住所を記入します。まずは、縦書き・横書き、どちらにも共通するポイントをご紹介します。

    • ・都道府県名は、省略せずに記入する
    • ・地番は、ハイフンを使用せず「〇丁目」「〇番地」「〇号」と記入する
    • ・部屋番号は、省略せず「〇号室」のように記入する
    • ・2行にわたる場合は、2行目の1文字目を、1行目の書き出しより1文字分下げる

    続いて、縦書き時に注意すべきポイントをみていきましょう。

    • ・英語を記入する場合、アルファベットは右回転せず、縦向きで記入する
    • ・郵便番号や部屋番号にゼロがつく場合は、「一〇二」のように「〇」を用いる
    • ・2桁以上の漢数字を使用する場合、「十」や「百」は省略するのがマナー
    •  (例)12丁目は「一二丁目」と表記

    住所を縦書きする場合、たとえ郵便番号でアラビア数字を用いていたとしても、数字は漢数字を使用することが一般的です。

     

    しかし、地番・部屋番号などで2桁以上の数字を記入する際、「十」や「百」を省略してしまえば、読みづらくなってしまうケースもあるでしょう。その場合は、「十」や「百」を使用したり、1マスの中に2桁・3桁のアラビア数字を表記しても問題はありません。

     

    3.氏名

    氏名を記入します。

     

    履歴書封筒・裏面の中で、最も大きいサイズで記入すること、また住所の最下部と名前の終わりの文字をあわせることを意識すれば、全体のバランスがよくなります。

     

    大学生や専門学生の方は、所属する大学・学部・学科名も忘れずに記入しましょう。

     

    4.封入した印(封緘印)

    封筒にのり付けをした後、必要になるのは「〆(しめ)」の記入です。封筒のふた(ベロ)と、封筒の裏面が交わる中央部で交差するように記入します。

     

    「〆」印は、「しっかりと封がされている」「第三者の開封がない」というしるし。その他、「封」や「緘」という文字が使われることがありますが、履歴書封筒であれば、「〆」が最も多用されます。

     

    記入がないからと言って、大きなマイナスにはなりませんが、ビジネスマナーをわきまえているというアピールにも繋がりますので、ぜひ記入しましょう。ただし、「×」や「メ」にならないよう、注意してくださいね。

     

    なお、「〆」の記入は、郵送時に限ります。手渡しの場合は、その場で担当者が履歴書を確認することもありますので、のり付けや「〆」の記入は必要ありません。

     

    5.投函日・提出日

    投函日・提出日は「〆印」同様、記入がないことによる減点はありません。しかし、担当者からすると、書類管理がしやすくなるというメリットがあるため、好印象に繋がりやすいもの。書いておいて損はないでしょう。

     

    記入は、封筒のふた(ベロ)の左直下に行います。郵送で履歴書を提出する場合は「投函日」を、直接持参・手渡しをする場合には、面接日などの「提出日」を記入しましょう。

     

    ただし、日付の表記には注意が必要です。

     

    「2.住所」で、2桁以上の漢数字を使用する場合には、「十」や「百」を省略するのがマナーとご紹介しましたが、日付を表現する際には「十」の記入が必要になります。混同しないよう、気を付けましょう。

     

    西暦・和暦は、統一性を持たせるためにも、履歴書とあわせることをおすすめします。

     

    履歴書封筒・裏面の記入ポイント

    iStock.com/tolgart

     

    「郵便番号」「住所」「氏名」「封緘印」「手元から離れた日付」の記入方法ついて詳しくご紹介しましたが、全体的なポイントにはどんなものがあるのでしょうか。あわせて押さえておきましょう。

     

    記入の向きは表面に合わせる

    封筒に記入する文字は、和封筒であれば縦書き、洋封筒であれば横書きが基本です。よって、履歴書封筒は、特別な理由がなければ「縦書き」で記入しておくのが安パイです。

     

    これはもちろん、封筒の裏と表、両面に言えること。縦書き・横書きのどちらを選ぶにせよ、最低限、裏・表の「書字方向」は揃えるようにしましょう。

     

    記入位置にもルールがある

    履歴書封筒には、下記のような記入位置のルールがあります。

    • ・個人情報:左下
    • ・封緘印:封筒のふた(ベロ)と封筒の交点
    • ・手元から離れた日付:封筒のふた(ベロ)直下の左側

    個人情報の配置は、左下の枠を「T字」で区切り、Tの1画目にあたる部分に郵便番号を、Tの2画目右部に住所を、左部に氏名を記入するのが基本。

     

    ただし、横書きであれば「個人情報は右下に記入するのがマナー」という考え方もあります。どちらが正解、ということはないようですが、迷うようであればはじめから縦書きを選択しておくのが無難です。

     

    テープで封をするのはNG?

    履歴書封筒・裏面の記入ポイントとあわせて押さえておきたいのが、ふた(ベロ)の閉じ方です。

     

    履歴書などの重要書類が入った封筒におすすめなのは、「液体のり」か「両面テープ」です。粘着性が高いため、何かの手違いで書類が外に出てしまう、という心配を最小限に留めることができるでしょう。

     

    セロハンテープやスティックのりは、使いやすい半面、粘着性は低いもの。「使用は絶対NG!」ということはありませんが、書類紛失のリスクと隣り合わせであるため、使用は推奨しません。

     

    また、切手のように、水で濡らして封ができる水のりタイプの封筒や、封筒そのものにテープがついているタイプの封筒も、液体のりや両面テープで補強するのがベターです。

     

    履歴書封筒は裏面まで気を抜かないこと!

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    履歴書封筒・裏面の記入で気を付けるべきポイントは、郵送・持参の「提出方法」、また縦書き・横書きの「書字方向」で若干異なります。

     

    特に、郵便番号・住所・日付は、数字による細かなマナーがありますので、ポイントをしっかりと押さえ、いつでも適切な表記ができるように準備しておきましょう。

     

    美しさ・バランスを意識した文字と、正しい封筒マナーを目にすればきっと、担当者からの印象アップ間違いなしです!

     

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