ペティナイフの用途は幅広い!具体的な使い方とは?

ペティナイフは小型の包丁です。小型ナイフと言えば果物ナイフが連想されますが、果物ナイフとペティナイフは別物であることを押さえておきましょう。果物ナイフは名前の通り、果物の皮むきやカットなどに用いるものですが、ぺティナイフにはどのような用途があるのでしょうか。柄や刃に使われる素材ごとの特徴と併せて見ていきましょう。

目次

    ペティナイフの用途とは?

    まな板と包丁

    angelo.gi- stock.adobe.com

     

    ペティナイフとは、刃渡り90㎜~150㎜程度の包丁のこと。「ペティ」はフランス語の「プチ」に由来しています。

     

    ペティナイフにはさまざまな用途があり「隠れた万能包丁」と呼ぶ人もいるほどで、家庭の料理でもプロの仕事にも活用できます。

     

    この記事では、ペティナイフの用途について解説します。素材による特徴にも触れるので、調理道具に興味のある方は参考にしてくださいね。

    これほど便利!ペティナイフの用途5選

    りんごの飾り切り

    Taro- stock.adobe.com

     

    見た目は「ただの小型ナイフ」という印象かもしれませんが、ペティナイフは実に便利な道具です。あまり料理をしない1人暮らしの人などは、メインの包丁としても機能するのではないでしょうか。

     

    ペティナイフの用途を詳しく見ていきましょう。

    肉・魚のカット

    小さなナイフなので巨大なブロック肉を切ったり、大きな魚を捌いたりするのには不向きですが、スライス肉や小さな魚を切ることは十分に可能です。

     

    手の小さな女性などは、一般的な包丁よりも扱いやすいかもしれません。

    野菜・果物のカット

    キャベツや白菜といった大きな野菜を丸ごと切る場合などを除いて、ペティナイフは野菜・果物のカットにとても便利です。果物ナイフよりも切れ味が鋭いため、気持ち良く調理できるでしょう。

     

    ニンジンやジャガイモなどの皮むきにも適しています。

    食材の下処理

    肉の脂身や筋を除去したり、野菜・果物のヘタやじゃがいもの芽などを取ったりと、食材の下処理にもペティナイフが活躍します。

     

    細かい部分もスッパリと切れるため、料理の仕上がりに差が出るかもしれません。

    飾り切り

    お弁当に入れるウインナーやゆで卵から、本格的なフルーツカービングまで、ペティナイフは飾り切りで大いに役立ちます。

     

    ただ食材を切り分けるだけでなく、食卓を彩るための道具としても使えるのですね。

    野外での料理

    ペティナイフは、ピクニックやアウトドアといった野外での調理にも便利です。小型でかさばらないため、リュックサックのポケットなどに収納して手軽に持ち運べる点がメリット。

     

    ケータリングサービスを提供するプロの料理人も、愛用しているのではないでしょうか。

    素材別!ペティナイフの選び方

    包丁研ぎ

    Vitaliy- stock.adobe.com

     

    ペティナイフの柄や刃は、さまざまな素材で作られています。素材ごとの特徴を理解して、自分にぴったりの1本を見つけましょう。

    柄の素材

    柄の素材として代表的なものは、以下の通りです。

     

    【ステンレス】

     

    ステンレスの柄は、ステンレスの刃と一体になっていることがほとんどです。柄と刃がシームレスにつながっているため、簡単なお手入れで清潔を保てることがメリット。

     

    ただし、滑り止め加工がされていないものは滑りやすいため、取扱いには注意が必要です。

     

    【樹脂】

     

    持ち手が樹脂のペティナイフは軽量でサビ・カビに強く、低価格の商品が多いことが特徴。手が疲れやすい方や、野外で頻繁に料理をする方に適しています。

     

    色やデザインのバリエーションも豊富なので、楽しく料理できるのではないでしょうか。

     

    【木製】

     

    木製の柄は程よい柔らかさや木の温もりが感じられ、使い込むほど味わいが出てくることが特徴です。また、素材そのものが滑りにくいため、安全面を重視して選びたい方にもぴったりではないでしょうか。

     

    ただし、ウレタン加工されていない木製の柄は水分や油分に弱く、使い続けると刃が抜けてしまう場合があります。

    刃の素材

    【ステンレス】

     

    ステンレスは刃の素材としても非常にポピュラーです。さびに強く、丁寧に扱えば長く愛用できるでしょう。

     

    ただし、刃の切れ味が鈍く、研ぐのが難しいといったデメリットもあります。100%使いこなすには、ある程度の技量が必要かもしれません。

     

    【セラミック】

     

    セラミックは金属ではないため軽量で、さびることがありません。すーっと食材に吸い込まれていくような切れ味が特徴で、軽い力で調理ができるでしょう。

     

    その一方で耐久性は低く、刃こぼれしやすいという弱点があります。こまめなメンテナンスが必要なので、人によってはストレスを感じるかもしれません。

     

    【鋼】

     

    切れ味が鋭く、丈夫なペティナイフが欲しい方には、鋼の刃がおすすめです。一般的にペティナイフは耐久性が低いと言われていますが、その弱点を補うほど丈夫なので、頻繁な使用にも適しています。

     

    ただしサビには弱いため、日頃のお手入れは欠かせません。

     

    【ダマスカス鋼】

     

    ダマスカス鋼は、鋼をいくつも重ねた素材で表面に木目のような模様が見られます。製造に手間がかかるため高額ですが、さびや刃こぼれに強く調理のプロにもよく愛用されています。

     

    また、独特の美しさも楽しめるため「一生モノのペティナイフ」として所持するのも良いでしょう。

     

    【複合素材】

     

    さまざまな素材の良い部分をいかした複合素材の刃もあります。

     

    鋭い切れ味を持ちながらもサビにくい、軽量でありながら刃こぼれに強いといった特色のある商品も販売されているため、自分の使い方に合ったものを選ぶと良いでしょう。

    ペティナイフを使いこなして料理の腕前を上げよう!

    ペティナイフを使いこなせば、作業の効率が良くなったり、しっかりとした処理ができるようになったりするはずです。ぜひマスターして、料理の腕前を向上させてくださいね!

     

    なお、調理の仕事に興味のある方は、おもてなしHRにご登録ください。

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