英語が学べる仕事に就きたい！

 

近年、アジア圏でも英語を公用語とする企業が続々と登場しています。グローバル化が進み、海外進出を果たす日本企業が増えたということも相まって、若年層を中心にこれまで以上に英語を覚えたいという方が増えているようです。

 

しかし、英語は会話を重ねなければ、なかなか成長を実感できません。どの言語にも共通して言えることですが、言語は使わなければ徐々に能力は落ちていってしまうものなのです。

 

そんな背景から、いっそ英語を使用する環境に身を置こうと考え、この記事に辿り着いたという方も多いのではないでしょうか。

 

英語を学べる仕事に就けば、賃金が得られるうえ、英語力も向上しますので、これに越したことありませんよね。英語が学べる仕事にはどのようなものがあるのかをご紹介します。

英語が学べる仕事：観光に関わる仕事

 

海外からのお客様と接する機会が多い業界として名高いのは、観光業界です。インバウンド需要の高まりからホテルの新規オープンが相次ぎ、未経験でも比較的入社しやすい業界と言えるでしょう。

 

英語が学べる仕事の中でも、狙い目である「観光に関わる仕事」を6つご紹介します。

ホテル・旅館のスタッフ

海外からのお客様をおもてなしする機会が多いのが、ホテル・旅館のスタッフです。特に外資系のホテルや、海外観光客が多く訪れる観光地の旅館などであれば、英語研修を用意していることもあります。

 

未経験であればまず、接客・接遇英語を学び、自ホテル・自旅館に関する英語を学ぶところからのスタートが多いでしょう。

 

宿泊業界は接客の最高峰と呼ばれることもあり、お客様との会話を膨らませるためにも、自発的に英語を覚えようとする意欲が高まるかもしれません。

 

宿泊業に必要な英語力については以下の記事をご参照ください。

旅行会社のツアーコンダクター・ガイド

旅行会社のツアーコンダクターやガイドは、英語が学べる仕事の一つです。

 

しかし、ツアーコンダクターの場合、英語を使う海外での業務には「総合旅程管理主任者資格」という資格が必要です。この資格は英語試験のほか、海外での実地研修をしなければ取得できません。

 

まずは国内のみのガイドができる「国内旅程管理主任者資格」を学校や個人で取得してから、「総合旅程管理主任者資格」を取得する流れが一般的です。未経験でも入社のチャンスはありますが、すぐに英語で業務ができる環境ではないことを覚えておきましょう。

旅行代理店

旅行代理店で英語を使うのは、国際旅行を扱う部署と、海外の駐在員です。

 

国際旅行を扱う部署への配属は、大学や専門学校で外国語を扱う学部・英語学科にいた方が優先的に配属されます。該当の教育を受けていない求職者・未経験者は、TOEICやTOEFLなどで英語を証明することが必要です。

 

旅行代理店への転職については以下の記事もご参照ください。

 

 

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航空・交通関連

キャビンアテンダントや鉄道の駅係員なども、海外からのお客様を案内するため、英語での対応が必要な職業です。

 

自身の求める英語力のレベルによりますが、常に英語を使い続けるような場所で働くためには、最低限日常会話ができる程度の英語力が必要です。

 

ただし、ときどき英語を使うこともある、という仕事であれば、未経験での入社も不可能ではないはず。中には、英会話レッスンなどが福利厚生として用意されている企業もあるようです。

 

首都圏や観光地の勤務であれば、外国人観光客に対応のする機会も増えるため、自然と英語力が高まるかも知れません。

観光地の飲食店

外国人が多く訪れる観光地の飲食店でも、英語を使う仕事ができます。

 

飲食店であればオーダーを受ける、おすすめの周辺観光地を教えるなどと、コミュニケーションの幅は広くはないかもしれませんが、採用ハードルは比較的低いでしょう。特に、人手不足が深刻な飲食店では未経験者も歓迎してくれます。

 

観光地の飲食店での仕事が気になる方は、企業がどれほど従業員に英語教育の機会を提供しているのか確認を取るのが良いでしょう。

リゾートバイト

学生さんや、アルバイトも可という求職者であれば、リゾートバイトがおすすめです。

 

リゾートバイトとは、リゾート地に住み込みで働くアルバイトのことで、勤務地は旅館やホテルをはじめ、スキー場や遊園地など様々なものがあり、未経験でも採用されやすい傾向が見られます。

 

外国人と触れ合う機会も多いため、自然と英語力が身に付くことでしょう。

 

観光業や英語を使う仕事は未経験！という人は、リゾートバイトからチャレンジして経験を積んではいかがでしょうか。

 

リゾートバイトについては以下の記事をご参照ください。

 

英語が学べる仕事：英語との関わりが深い仕事

 

次にご紹介するのは、英語との関わりが深い仕事です。観光業以上に英語の使用頻度が高い仕事もあるので、観光業に抵抗がある方はぜひチェックしてみてください。

 

塾講師や英会話スクールのスタッフ

英語を教える立場の塾講師や英会話スクールのスタッフであれば、英語力が身に付くというより、身に付けていなければ仕事が成り立ちません。

 

しかし、人に教えることで自身の頭も整理されるとともに、英語の勉強意欲も向上にも期待が持てるでしょう。

外国人向けのバーやパブの店員

在留外国人が多く集まる都市部や地域には大抵、外国人が集うバーやパブがあるはずです。

 

外国人向けのバー・パブのバーテンダーや、スタッフになることで、外国人と触れ合う機会が増えるでしょう。ただし、気楽な場所なのでスラングが飛び交うことが考えられます。観光地の飲食店と同様、未経験でも採用されやすい傾向が見られますが、正しい英語は職場以外の場所で学ぶ必要があるかもしれません。

外資系企業

言わずもがな、外資系企業であれば英語力は必須です。履歴書や面接などの選考が英語で実施される企業も少なくありません。採用の時点で、高い英語スキルが求められていると考えてください。また、外資系には実力主義の企業が多いため、未経験での応募は不利に働きがちです。

 

ただし、自身のビジネス英語力をさらに高めたい人にとっては、間違いなく良い環境です。英語力のほか、日本以外の企業の考え方は、大きな刺激を与えてくれることでしょう。

英語が学べる仕事：その他の仕事

 

観光業や常に英語を使う環境ではないという場合でも、英語力が身に着く仕事はあります。その他の英語が学べる仕事を見ていきましょう。

海外販路があるメーカーや商社

海外販路を持つメーカーや商社であれば、英語対応の部署があるでしょう。

 

英語での書類作成などの事務や、営業での海外赴任では、自然と英語力が高まるはずです。ただし、ビジネス英会話ができる前提での採用が多いので、旅行代理店の国際旅行の部署と同様、高い英語力が身に付いていなければ該当部門で仕事をするのは難しいかもしれません。

ベンチャー企業

グローバル展開が容易なインターネット関連のベンチャー企業であれば、英語力の重要性を上層部が理解しています。そのため、福利厚生で英会話教室に通う際の補助制度があったり、海外ボランティアに行く費用を負担したりという企業もあるようです。

 

日常的に英語を使うという訳ではありませんが、選択肢の一つとして考えてみましょう。

語学留学＋インターンシップ

現地で直接英語力を付ける方法が、インターンシップです。しかし、「英語を学びたい！」という段階の英語力では、海外のインターンシップへの参加は難しいかもしれません。

 

どうしても海外のインターンシップに参加したいのであれば、語学留学とインターンシップが組み合わせられたプログラムを受けるのがおすすめです。

 

期間は、語学留学とあわせ最低2カ月～半年以上にも及ぶこと、また費用が発生するという点はデメリットですが、英語を使う仕事は未経験でも、実務的な英語力を付けられるのではないでしょうか。

英語を「学べる」という意識で仕事をするのは危険！

 

これまで、英語を学べるとして12の仕事をご紹介しました。未経験でも採用されやすいものから、日常英会話・ビジネス英会話が必須な仕事まで、採用ハードルの高さは業界や企業によって大きく異なります。

 

どの仕事をするのであっても、「学べる」という受け身の姿勢ではいけません。

 

仕事は労働の対価をもらうものですよね。最低限の英語力を付けて入社し、入社後は自分自身で英語力を身に付ける努力が必要だということを、忘れないでくださいね。

英語が学べる仕事を探すなら「おもてなしHR」で！

 

英語を学べる仕事として特におすすめしたいのが、宿泊業界です。特に、外国人観光客の多いエリアのホテル・旅館では、英語を使う頻度が多く、英語力の向上に期待できます。また、同時に一流の接客術も学べるでしょう。

 

宿泊業界の求人には、未経験歓迎の求人も豊富にあります。気になる方は当社サービス「おもてなしHR」で求人検索をしてみてはいかがでしょうか。