徳島県で暮らす魅力とは?住環境や移住支援制度を紹介!

四国の東側に位置する徳島県は、山と海の自然に囲まれた県。美味しい食べ物や美しい景観など、さまざまな土地の恵みが暮らしを豊かにしています。雄大な自然に魅了され、徳島県への移住を考える人も多いのではないでしょうか。今回は、徳島県の魅力や住環境、移住支援への取り組みについてご紹介します。

目次

    海と山に囲まれた徳島県の魅力

    鳴門海峡の渦潮

    iStock/gyro

     

    鳴門海峡の渦潮など全国に知られた観光名所のある徳島県。徳島県の魅力についてご紹介します。

     

    自然が生み出す美しい景観

    雄大な自然が広がる徳島県では、春の花々や新緑、紅葉など四季折々の豊かな自然の表情を、暮らしの中で感じられます。

     

    山間部では個性のあるさまざまな滝が見られ、中には日本の滝百選にも選ばれた風情ある景観が広がるスポットもあります。

     

    また、勝浦川上流に位置する上勝町の樫原には、全国棚田百選に選ばれた棚田が広がり、ノスタルジックな美しい農村の景観を楽しめますよ。

     

    地元の食材が彩る豊かな食卓

    徳島県では、温暖な気候と吉野川沿いに広がる平野などの自然環境を活かして、サツマイモやスダチの生産が盛んです。

     

    徳島県は海の幸も豊富。脂がのった旬の魚をスダチのさわやかな酸味と共に食す、贅沢な食卓が楽しめます。

     

    また、伝統の手延べ製法で作られる、のど越しのよい麺類も徳島県のグルメとして外せません。

     

    その一つ「半田そうめん」は他の産地の素麺より麺が太くコシがあり、つるつると滑らかな食感が特徴です。冬は煮込み、夏は冷やして、年間を通して県民に親しまれています。

     

    季節を彩る伝統行事

    独自の踊りや活気から、全国に知られる祭りとなった徳島県の「阿波おどり」。400年以上の歴史を持ち、例年夏の盆の時期に4日間の日程で開催されます。

     

    踊り子は10万人とも言われ、さまざまな流派の踊りが楽しめます。阿波おどりを始めとする徳島県のさまざまな伝統行事は、街に活気を呼び、季節を鮮やかに彩ります。

     

    緑豊かな徳島県の住環境

    徳島県の緑豊かな自然

    iStock/thanyarat07

     

    徳島県の住環境についてご紹介します。

     

    基本情報

    人口 69万6061人(2023年8月1月)
    転入人口 9,930人(2022年) 前年比3.6%の増加
    年間降水量 1150.5(徳島市2022年)
    雨日数 99日(2022年)
    気温 日平均17.2℃、最高気温35.5、最低気温-1.2℃(徳島市2022年)
    求人倍率 1.36倍(2023年6月)
    消費者物価

    地域差指数

    99.2(2022年)

     

    山地が多く地域間で気候の差

    徳島県は四国地方の東部に位置し、県の面積のおよそ8割を山地が占めています。1000mを越える山も多く存在し、県内の最も高い山は四国山地中の剣山(1955m)です。

     

    県土は、広い平地が少なく、山地が直接海にせまった岩石海岸が見られます。徳島県の気候は地域によって異なり、県北部は全国的に見て雨が少ないですが、南部は日本でも有数の多雨地域です。

     

    県内で最も寒冷地にあたる剣山周辺の年平均気温は約12℃と、温かい海岸地方と比べ約4℃の差があります。

     

    本州とのアクセスや県内の交通インフラ

    本州と四国を結ぶ本州四国連絡橋は3つあり、それぞれ明石海峡大橋、瀬戸大橋、多々羅大橋と呼ばれます。このうち、徳島県と直通しているのは「明石海峡大橋」で、兵庫県の神戸と徳島県の鳴門を結ぶルートとなっています。

     

    神戸への直通バスも走っており、およそ2時間半で本州に移動することが可能です。

     

    徳島県は鉄道網も整っており、徳島市を中心に鳴門周辺、県西部、南部などそれぞれに鉄道路線が敷かれています。

     

    子育てを取り巻く環境

    徳島県の多くの自治体で、「はぐくみ医療費」の制度が導入されています。子どもの年齢によって医療費が無料、もしくは一定額の支給など、自己負担額を減らしてくれる制度です。

     

    また、二人目以降の子どもの保育料を減免する制度もさまざまな自治体で実施されています。中には、ベビーベッドなど育児用品をレンタルした場合に、リース料金の1/2を補助するなど手厚い子育て支援を用意している自治体もあるようです。

     

    ▼地方で子育てをするメリットについてはこちら

     

    参照:住んでみんで徳島で!

     

    徳島県の移住支援への取り組み 

    徳島県の街

    iStock/gyro

     

    移住者の受け入れに積極的な徳島県。特色ある徳島県の移住支援についてご紹介します。

     

    移住情報の提供

    徳島県庁には「地方創生局地方創生推進課」があり、さまざまな移住支援を進めています。

     

    徳島県の魅力や実際の移住者へのインタビューなど、移住に関する情報がまとめられた移住ポータルサイトには、地方創生推進課の担当者へのインタビューがブログ形式で掲載されています。

     

    移住者の生活に対するサポートなど具体的な取り組みも紹介されており、移住に関心がある人にとっては参考になるでしょう。

     

    各自治体でも、移住に関する情報をまとめたポータルサイトやパンフレットを作って、積極的に情報提供を行う市町村もあります。

     

    現地に足を運ばなくても、さまざまな移住に関する情報を手に入れられるのは嬉しいですね。

     

    移住体験のサポート

    徳島県には、地域での暮らしを体験するサポートを行っている自治体も多くあります。

     

    阿波市では「移住おためし物件」として、最長31日間の滞在ができる生活体験施設を手頃な利用料で提供しています。

     

    また、鳴門市では移住を検討している人を対象に、鳴門市内での宿泊費の一部を助成する制度を設け、合計10泊まで補助しています。

     

    山村留学の制度がある那賀町では、都市部の親子を対象にした「山里ステイ」を年2回開催し、地域での暮らしを体験する機会を提供しているそうです。

     

    住まいのサポート

    暮らしの拠点を移すにあたって、経済的な負担となる住宅費を補助する制度を実施している自治体もあります。

     

    勝浦市では、5年以上定住する見込みのある人を対象に、新築の購入や空き家のリフォームにかかった費用に対し、最大100万円を補助する制度を設けています。

     

    阿南市でもリフォーム費用を助成しており、上限は80万円で、県外から転入して1年以内などの条件があります。

     

    徳島県の移住支援への取り組み 

    iStock.com/gyro

     

    移住者の受け入れに積極的な徳島県。特色ある徳島県の移住支援についてご紹介します。

     

    なお、移住支援に関する情報はすべて2023年9月時点のものです。また、ここで紹介する地域の他にも、徳島県内には移住支援を実施している自治体があります。詳しくは、各自治体の移住支援サイトをご確認ください。

     

    徳島市

    徳島県最大の都市である徳島市は、阿波踊りやお遍路といった世界に誇る文化が息づくまちです。

     

    商業施設やオフィスビルが並ぶ利便性の高いエリアと、海水浴や川遊びが楽しめる自然豊かなエリアがあり、多彩な暮らしを送れるのが魅力です。

     

    徳島市では、徳島発の起業を促進するため、起業や創業を考える方に向けたセミナーを開催したり、新たに創業する事業者・創業後間もない事業者に経費の一部を補助していたりします。

     

    また、しっかり者や働き者と言われる徳島の女性の感性をいかした「阿波おんなあきんど塾」を設立し、女性の進出の促進を図っています。

     

    参考:徳島市移住ポータルサイト

     

    三好市

    三好市は徳島県の西端にあり、徳島県の1/6の面積を有する、県内で最も面積の広い市です。四国のほぼ中心に位置しているため「四国のへそ」と言われることもあります。

     

    古くから交通の要衝として多くの人が行きかっていたことから、外の人を受け入れる風土があり、人とのあたたかさが感じられる街です。

     

    市内には古民家を改修した施設や、シェアハウス型など、4棟のお試し暮らし住宅が整備されています。希望者は空き家の紹介をしてもらえたり、地域住民や先輩移住者との交流ができたりします。

     

    また、移住して空き家を購入した場合に移住奨励金と改修補助金が支給されたり、1歳未満の乳児1人につき月額30000円が支給されたりと、経済的な支援が充実しています。それぞれ支給条件がありますので、興味のある方はホームページなどで確認してみてくださいね。

     

    参考:三好市移住ポータルサイト

     

    勝浦町

    徳島県の東部に位置する勝浦町は、四方を山に囲まれた自然豊かなまちです。阿波みかん発祥の地で、山の尾根付近までみかん畑が広がっています。

     

    娯楽施設は多くありませんが、徳島市、小松島市、阿南市の3つの市に隣接しているため、生活に不便を感じることはありません。徳島市までは車で約30分ですので、ほど良い田舎暮らしがしたいという方には適している土地でしょう。

     

    勝浦町で新たに農業を始める場合に最大200万円の給付金が支給されたり、東京圏から移住した場合には1世帯最大100万円(単身者は最大60万円)が支給されたりする制度もあります。

     

    2泊3日から3カ月まで利用できるシェアハウスタイプのお試し住宅もありますので、移住に興味のある方は利用してみてくださいね。

     

    参考:勝浦町定住促進サイト

     

    上勝町

    上勝町は人口約1400人の小さなまちで、駅もコンビニもスーパーもない、日本の原風景を残した秘境とも言える土地です。

     

    自然を守るための取り組みに積極的で、2003年には、無駄、浪費、ごみをなくす「ゼロウェイスト宣言」をし、町内のリサイクル率は80%という結果になっています。環境に配慮して生活をしたいと考えている人に適している街でしょう。

     

    移住ポータルサイト・上勝パラダイス宣言「カミパラ!」は「上勝パラダイス診断」「上勝町移住体験ドラマ」などユニークなページが多く、思わず見入ってしまうように作られています。

     

    生活に不安を感じることも多い田舎暮らしですが、上勝町なら楽しめそう!と感じさせてくれる情報が満載ですので、一度目を通してみてくださいね。

     

    1泊400円で利用できるお試し住宅や、短期で農作業が体験できる農業研修もありますので、田舎暮らしを体験してみたいという方は利用してみると良いでしょう。

     

    参考:上勝パラダイス宣言「カミパラ!」

     

    豊かな暮らしのある徳島県

    徳島県の山間部

    iStock/thanyarat07

     

    緑溢れる自然豊かな徳島県は、山の幸・海の幸が豊富で、自然を活かしたアクティビティも楽しめるなど、充実した日々が過ごせそうです。

     

    徳島県の移住相談窓口は、東京などの県外にもあり、「とくしま移住コンシェルジュ」が住まいや仕事、移住先の地域など必要な情報の提供やサポートを行っています。

     

    徳島県への移住に興味のある方は、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。

    もし、徳島県への移住を検討していて、ホテル・旅館のお仕事をお探しの方がいれば、当社サービスおもてなしHRをご活用ください。

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