退職届提出後に嫌がらせを受けたらどうする?嫌がらせの原因や対処方法を解説!

お世話になった勤務先を辞める時は、円満退職を望む人がほとんどでしょう。しかし、自分はきちんと辞めるつもりでも、退職届の提出後に嫌がらせを受けてトラブルに発展するケースがあります。退職届の提出後にありがちな嫌がらせや、嫌がらせをする理由・される原因、嫌がらせを受けた場合の対処方法を見ていきましょう。

目次

    退職届提出後にありがちな嫌がらせ3選

    責められる

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    退職届の提出後には、以下のような嫌がらせを受けるおそれがあります。普段から雰囲気の良くない職場や、古い体質が残っている職場においては、特に注意が必要かもしれません。

    仕事に関する嫌がらせ

    仕事に関する嫌がらせを受けると、業務が滞ります。連絡事項を教えない、コピーやシュレッダーなどの雑用ばかり命じられて本来の仕事を任されないといったことが起こるかもしれません。

     

    反対に「1週間で新規契約50件」など、実現不可能なノルマを課したり、長時間残業を強要したりといった嫌がらせも考えられます。

    コミュニケーションに関する嫌がらせ

    1人だけ飲み会に誘われない、ちくちくとした嫌味を言われる、お菓子外しをされるといったことが、コミュニケーションに関する嫌がらせの代表的な例です。

     

    コミュニケーションに関する嫌がらせを受けると、精神的に追い込まれます。業務には支障が出ない場合もありますが、退職日までつらい思いをすることになるでしょう。

    退職を阻止する嫌がらせ

    退職届の受け取り拒否やしつこい引き止め、退職日を決める相談に応じてもらえないといった嫌がらせは、最も困るのではないでしょうか。

     

    また、離職票を発行してくれないなど、嫌がらせが退職後まで及ぶことも。

    退職届提出後に嫌がらせを受ける原因3選

    退職届提出後に嫌がらせをされるのは、相手が幼稚だったり「辞められると会社が困る」といった勝手な理由だったりすることが多いもの。しかし、嫌がらせを受ける側が原因を作っているケースもあるでしょう。

     

    以下のような行動は、トラブルのもとになりやすいので慎んでくださいね。

    自己中心的な退職

    就業規則を無視したタイミングで退職届を提出したり、引継ぎや後任者の選出といったことをまったく考えず、一方的に辞めようとしたりすれば、反感を買うのは当然でしょう。

     

    また、自分が辞めるからといって、あからさまに仕事の手を抜くなど勤務態度を変えることもNGです。退職届提出後の嫌がらせを避けるためには、最後まで責任を持って業務をこなすことが重要なのですね。

    退職理由がネガティブ

    退職の理由をネガティブに話すと「会社の悪口を言っている」と捉えられます。自分が残って働く会社について悪く言われると、聞いている側は不愉快に感じるはず。

     

    「仲の良い同僚にだけ本音話したつもり」でも、うわさ話があっという間に広まって、嫌がらせの標的になってしまうかもしれません。

    退職理由が自慢話に聞こえる

    もっと良い企業に転職したり、お金持ちと結婚したりといった事情で辞める時は要注意。退職理由を伝えただけでも、自慢話に聞こえて妬まれるおそれがあります。

     

    ただでさえ自己都合による退職は「辞めたくても辞められない人」から睨まれやすいもの。余計なことは話さない方が良いでしょう。

    退職届提出後に嫌がらせされた場合の対処方法3選

    毅然と話す

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    辞めるまでの短い期間とはいえ、嫌がらせは大きなストレスです。また、対応を間違えると余計に話がややこしくなることもあるのでは。

     

    退職届の提出後に嫌がらせを受けた場合の、適切な対処方法を把握しましょう。

    毅然とした態度で応じる

    きちんと段階を踏んで退職するのなら、負い目を感じる必要はありません。毅然とした態度で応じましょう。

     

    たとえば、仕事に関する連絡を外されたなら「業務に支障が出てしまうので、次回から忘れないでくださいね」とお願いすれば良いのです。

     

    また、誘われなかった飲み会なども、参加したければ自分から行きたいと言えば無視はできないはずです。ただし、嫌がらせする人がいる飲み会に参加しても、楽しくないものです。「誘われなくて助かった」と思っておけば良いでしょう。

    適切な相手に相談する

    「相手に仕返ししたい!」と思っても嫌味・嫌がらせの応酬はNG。こちらも悪いことになってしまいます。

     

    どうしても許せないことがあるなら、しかるべき窓口に相談しましょう。たとえば残業の強要や「辞めるなら賠償金を請求する!」といった脅迫、適切な仕事を回してもらえないなどの嫌がらせは、労働基準法に触れる場合があるため、労働基準監督署への相談が適切です。

     

    また、社内のコンプライアンス窓口や人事担当者に事実を伝えることもおすすめです。損害賠償を請求できるケースもありますが、費用や時間がかかるため、ほどほどの措置にとどめた方が賢明かもしれません。

    完全にスルーする

    退職までの日数が残り僅かだったり、相手にするのも面倒だったりする場合、業務に支障がないのであれば、嫌がらせを完全にスルーしても良いでしょう。

     

    余計な労力を使わずに「こういう会社は辞めると決めて正解だった」と思えるため、かえって気持ち良く退職できるかもしれません。

    退職届提出後の嫌がらせは防ぐことが重要

    円満退職

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    退職届提出後に限らず、嫌がらせは1度始まるとエスカレートしがち。原因を作らず、嫌がらせを防ぐことが重要です。退職日まで謙虚さと感謝の気持ちを持って勤め上げましょう!

     

    なお、退職・転職に関する困りごとは転職のプロであるエージェントに相談することもおすすめです。ホテルや旅館への転職は、おもてなしHRが力になります!

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