ホテル業界の転職を考える上で知っておきたいホテルの種類

今ホテルで働いていて同業他社へ転職したい人も、別業種からホテル業界に飛び込みたい人も、ホテルの種類を把握することは重要です「こういうホテルで働きたい」というイメージからかけ離れた施設に応募すると、転職活動が難航したり入社後に後悔したりするかもしれません。スタンダードなホテルの種類や、ユニークなホテルの種類について詳しく見ていきましょう。

目次

    スタンダードなホテルの種類3選

    まずは社会に広く浸透しているホテルの種類を見ていきましょう。これらのホテルには「宿泊したことがある!」という方も多いはずです。

    シティホテル

    シティホテルは、主要都市の利便性が高いエリアや、大きな駅の周辺に立地する高級路線のホテルです。

     

    ビジネスマンから観光客まで、さまざまなタイプのお客様が滞在します。外資系ホテルも多く、自国のホテルと同じサービスを受けられる安心感から、外国人のお客様にも人気が高いことが特徴です。

     

    多くの客室・設備を持ち、フォーマルな接客でフルサービスを提供することが一般的です。そのため宿泊料は高めに設定されています。

     

     

    リゾートホテル

    リゾートホテルは美しい自然に囲まれたエリアや、有名観光地の近くに立地しています。洋風ホテルでありながら温泉を楽しめることも。大規模テーマパークの系列ホテルも、リゾートホテルの一種と言えるでしょう。

     

    こうしたホテルの客層はグループや家族連れ、カップルなどの観光客です。シティホテルと同様に充実した設備・客室を持ち、フルサービスを提供することが一般的。宿泊料金は高めに設定されているものの、大人数で宿泊できる客室もあるため1人あたりの金額が割安になることもあります。

     

    行楽気分を盛り上げるために、フレンドリーな接客スタイルにしているリゾートホテルも。

     

     

    ビジネスホテル

    ビジネスホテルは名称のとおり、ビジネスパーソンを主なターゲットにしたホテルです。セルフサービスが基本で設備は必要最低限、客室はシンプルでコンパクトな作りが一般的。その分、宿泊料金は割安に設定されており、ビジネス旅行においては過不足のない滞在が実現できます。

     

    ただし最近は、設備やサービスに力を入れているビジネスホテルも少なくありません。大浴場を備えていたり、客室の大きなテレビで映画を楽しめたりと「寝る・休むだけの場所」ではなくなりつつあるのです。

     

    観光旅行で利用する方も増え、ハイシーズンはすぐに予約が埋まることも。

     

     

    ユニークなホテルの種類8選

    コンドミニアム

    bakerjarvis – stock.adobe.com

     

    個人の趣味嗜好を重視した旅行がトレンドの今、きらりと光る個性を持ったホテルも注目を集めています。アイデア次第でさまざまなホテルを運営できるのではないでしょうか。

     

    ここでは、一般的なホテルとは違った魅力を持つホテルの種類例を紹介します。「特徴的なホテルで働きたい!」という方は、参考にしてくださいね。

    クラシックホテル

    日本におけるクラシックホテルとは第二次世界大戦以前に建てられ、文化財や世界遺産などの認定を受けているといった条件を満たすホテルのことです。

     

    長い歴史を持つ高級ホテルばかりなので「1度は泊まってみたい!」と憧れを抱く方は少なくないでしょう。重厚な造りの建物や、伝統的なおもてなしが特徴です。

     

     

    エコロジーホテル

    エコロジーホテルは「環境配慮」に特化したホテルです。すべての設備を再生可能エネルギーで動かしているなど、宿泊することでエコ活動に貢献できるホテルもあります。

     

    自然体験を中心とする「グリーンツーリズム」や環境保全を考える「エコツーリズム」といった旅行の際には、ぜひ利用したいホテルではないでしょうか。

     

    エコロジーを徹底したホテルの他、一般的なホテルの中にもエコに対する取組みに力を入れている施設があります。

     

     

    スマートホテル

    スマートホテルはAIやICT技術を駆使したホテルです。チェックイン・チェックアウトが自動化されている、客室に設置されてタブレットでルームサービスを注文できるといったことは、もはや珍しくないでしょう。

     

    スマートホテルはその先を行きます。お客様のスマートフォンをルームキーとして使ったり、すべての対応をロボットに任せていたり。

     

    宿泊業界は人手不足が深刻です。今後、スマートホテルはより身近な存在になっていくかもしれません。

     

     

    コンテナ型・トレーラー型ホテル

    「秘密基地のようなワクワク感を味わえるホテル」としては、コンテナ型ホテルやトレーラー型ホテルが挙げられます。貨物用コンテナや建設用コンテナ、トレーラーなどを改装し、快適な寝泊まりができるホテルとして提供するのですね。

     

    スポーツイベント時の宿泊施設不足を解消するための策として登場したホテルですが、必要十分な設備でユニークな体験ができるため人気となり、さまざまな地域で広がっているようです。

     

     

    読書ホテル

    多くの蔵書を持つホテルは「読書ホテル」と呼ばれることがあります。ライブラリーホテルは新型コロナウイルスの流行で「おこもり需要」が高まった際、注目を集めました。

     

    館内に膨大な本があるだけでなく、座り心地の良いソファを提供していたり、有名人がおすすめする本を集めた本棚を設置していたりと、読書を楽しむためのさまざまな工夫がされています。

     

    こうしたホテルで働けば、お客様と本の話で盛り上がれるかもしれません。

     

     

    アートホテル

    「アートホテル」とは「美術館に泊まっているかのような体験ができるホテル」のことです。ラウンジで展覧会が開かれたり、ホールで企画展が行われたりと、滞在中はアートを身近に感じられることが魅力。

     

    「芸術品に囲まれて働きたい!」という方に、おすすめのホテルです。

     

     

    ライフスタイルホテル

    「ライフスタイルホテル」は、都市部を中心に人気を集めているホテル。立地場所や施設・サービスはシティホテルに似ていますが、デザイン性の高い設備など宿泊以外の付加価値があることが特徴です。

     

    また「サードプレイスとしての機能」も重要視されており、リモートワークや社交の場として活用するお客様もいるようです。

     

     

    コンドミニアムホテル

    「コンドミニアムホテル」はリビングやキッチンのあるホテルのことで「暮らすように滞在できること」が特徴です。1棟貸しが多く、グループ旅行や家族旅行に適したホテルといえるでしょう。

     

    このタイプのホテルが多いのは、リゾート地やキャンプ場の近くなど。リフレッシュしにやってくるお客様が多いため「自然の中でのくつろぎを提供したい!」という方に向いているでしょう。

     

     

    働くイメージを描いて就業するホテルの種類を選ぼう!

    ホテルスタッフ

    polkadot – stock.adobe.com

     

    ひと口にホテルといっても種類はさまざまです。「旅行の楽しみを盛り上げたい!」という人にはリゾートホテル、「伝統的なおもてなしを提供したい!」という人にはクラシックホテルなど、どのような働き方をしたいのかによってマッチするホテルの種類は異なります。

     

    今回の記事を参考に、自分にぴったりなホテルのタイプを探ってくださいね!なお、ホテルの仕事を探す際にはおもてなしHRをご活用ください。

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