道の駅ホテルとは？

道の駅ホテルとは、名前のとおり、道の駅に隣接するホテルです。2020年夏に日本の大手住宅メーカーと世界的に有名なホテルチェーンが提携し、地方創生事業「Trip Base（トリップベース）道の駅プロジェクト」と称して、外資系ホテルを開業すると発表しました。

中でも道の駅ホテルは、日本の文化から伝統・地方の観光名所を、国内外から訪れる観光客に発見してもらいたい、という思いのもとに立ち上げられました。地域の知られざる魅力を渡り歩く新しい旅の拠点となるホテルとして、2020年秋から開業しています。

基本的に宿泊に特化したホテルなので、館内にレストランなどはありません。そのため、食事やお土産などは、隣接する道の駅や周辺地域のお店を利用してもらうことで、地域経済を活性化させるのが狙いとなっています。

道の駅ホテルの主な設備

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宿泊に特化したホテルということですが、一体どのような設備が備わっているのでしょうか。ここでは、道の駅ホテルの主な設備をご紹介します。

フロントデスク

宿泊のお客様をお出迎えするフロント。フレンドリーなスタッフがチェックインやチェックアウトなどの手続きを対応してくれるようです。

ロビーラウンジ

ロビーラウンジは、木のぬくもりが溢れる作りになっているのが特徴。運営する外資系ホテルの創業者一家が休暇を楽しんだ農場をイメージしているそうです。

ソファやベンチなどの家具はもちろんのこと、軽食を食べられるスペースもしっかりと確保されています。

ライブラリー

ライブラリーには、道の駅ホテルがある土地にちなんだ工芸品や書物が展示されています。各地域の歴史や文化に触れながら、くつろぎのひとときを過ごすことが可能です。

共用スペース

共用スペースには、コミュニティカウンターを用意しています。ここでは、道の駅や周辺のお店で購入した食材などを食べることが可能です。

また、電源やUSBコンセントが設置されているので、ワーケーションスペースとしても活用できます。

マーケットプレイス

マーケットプレイスは、フロントデスクのすぐそばに設置されている簡易的な売店です。取り扱っている商品の種類はそこまで多くないものの、ドリンクや軽食、その地域のお土産を購入できます。

客室

道の駅ホテルの客室には、ぐっすりと休める快適なベッドやミニ冷蔵庫、薄型テレビ、エアコンなどが用意されています。ほかにも、無料の高速Wi-Fi、厳選されたアメニティなどが用意されているので、滞在中は快適に過ごせるでしょう。

また、浴室もシンプルな作りとなっているのでバスタブはありません。しかし、レインシャワーがついているので、全身にお湯をかけて身体を洗うことができます。

道の駅ホテルの宿泊プラン

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道の駅ホテルでは、いくつかの宿泊プランを用意しています。ここでは、どのようなプランがあるのかを確認しておきましょう。

朝食ボックス付きプラン

道の駅ホテルには基本的にレストランがないため、朝食サービスがついている宿泊プランなどがありません。しかし、その代わりに地元の食材をふんだんに詰め込んだ朝食ボックスというお弁当を用意してくれるプランがあります。

また、近隣の道の駅で朝食を提供しているホテルもあるようです。詳しくは、各道の駅ホテルの公式サイトにて確認したほうがよいでしょう。

エコバッグ付き宿泊プラン

ご宿泊者のお客様を対象に、道の駅ホテルのオリジナルエコバッグをプレゼントしてもらえるプランです。なお、バッグのプレゼントは1部屋1滞在につき1枚となっています。

全国各地に展開中！道の駅ホテルは地域の魅力を思う存分楽しめるホテル

道の駅ホテルは2020年秋の開業を皮切りに全国各地に続々とオープンしており、2023年9月時点で12道府県に展開しています。

道の駅を拠点にして地域経済の活性化を目指しているので、車移動がメインの旅行をする際に、もってこいのホテルといえるでしょう。

今後も全国各地に施設を拡大する予定なので、地域の魅力を思う存分楽しみたいと考えるなら一度利用してみてはいかがでしょうか。

道の駅ホテルはもちろんのこと、道の駅やその周辺のお店を訪れることで、その地域の新たな魅力が発見できる可能性があります。

なお、旅行をするのではなく、ホテルで実際に働いてみたいとお考えの場合には、ぜひおもてなしHRにご相談ください。