ボーナスが下がった……。理由は?対処方法は?
目次
期待していたのにボーナスが下がった……
楽しみにしていたボーナス。
前年度よりもボーナス支給額が下がっている、思っていたよりも支給額が低い、明細を見ながらがっかり……ということがあるかもしれません。
ボーナスを使って旅行に行こうと計画していたり、高価な物を買う予定だったりする人には、大きなダメージでしょう。
ボーナスの支給額は、会社からの評価によって決まるもの。
下がってしまったボーナスの支給額を目の当たりにして、あんなに頑張ったのにこの金額?この程度の評価なの?と憤りを感じることもあるかもしれません。
ボーナスが下がった!これは違法?
ボーナスの支給は、法律で定められたものではありません。
ボーナスについてのルールを決めるのは企業です。いつ支給するのか、何回支給するのかだけでなく、支給するか否かも企業が定めるもの。
支払うと定めた場合のみ、労働条件に加えられるものです。
就業規則や雇用契約書に記載されている条件を満たしていれば、支給についてなんらかの変更があっても、違法になることはありません。
〇月と〇月に支給すると記載があるのに支給されない、というような場合は、就業規則に違反しますので、違法と判断されるでしょう。
また、他の従業員と比べると公平性に欠けた減額だったり、パワハラなどの個人的な理由で減額されたりする場合は、違法と判断されることもあります。
ボーナスが下がった理由は?
ボーナス支給額が下がるのには、理由があります。下がった理由として考えられるものについて紹介します。
業績が振るわなかった
ボーナスはそもそも、企業の利益を従業員に還元しようというものです。
景気の悪化で業績が振るわなかったり、大規模改修のような多額の投資が発生したりした場合は、還元できるものが減るのは当然です。
ボーナスの金額は、業績に左右されるものであることを理解しましょう。
評価が低かった
ボーナスの支給額は、企業の業績と併せて個人に対する評価によって決まるものです。
会社への貢献度が評価に大きく関係しますので、利益をもたらしていないという評価であれば、ボーナスは下がってしまいます。
目標の達成度、貢献性、積極性など、複数の項目について総合的に判断されてボーナスの支給額が決定されるもの。単に頑張っているだけでは、高い評価を得ることはできません。
支給要件が変わった
評価方法の変更など、企業が支給要件を変えた場合は減額になることも。
支給要件の変更は事前に周知されているはずですので、改めて確認しましょう。
次回のボーナスに向けて、どのようなパフォーマンスをすれば挽回できるのかが分かるはずです。
ボーナスが下がった場合の対処方法は?
ボーナスが下がったと言う現実にがっかりしても、ボーナスが上がることはありません。ボーナスが下がった場合の対処方法を紹介します。
ボーナスの評価基準を確認してみる
ボーナスが下がったことに納得いかない場合は、自分がどのような評価を受けたのか理解する必要があります。
評価の結果を教えてもらうことは難しい場合もありますが、評価される項目などを教えてもらうことはできるはずです。
評価基準を確認し、自分の頑張りや結果がどういった評価を受けたのか、評価のポイントを見直してみましょう。
副業をする
ボーナスを使って何かを買おうと考えていたり、ローンの支払いの予定があったりする場合、ボーナスが下がったことで計画が崩れてしまうということもあるでしょう。
生活に支障が出るようであれば、副業をして下がった分の補填をすることも検討しましょう。
しかし、副業に力をいれるあまり本業に影響が出てしまうことも。次回のボーナスの評価に影響が出ることもあり得ますので、バランスは大切です。
転職を検討する
ボーナスが下がってしまうと、年収も下がるものです。
ボーナスが下がることで、将来的な不安を感じることもあるかもしれません。
業績悪化が続き、今後改善される見込みがなかったり、年々下がり続けているように感じたりする場合は、転職を検討するのも良いでしょう。
ボーナスが下がることがあると理解しておくことも大切!
ボーナスが下がったことで働く意欲を欠いたり、生活の維持が難しかったりする場合は、転職を検討するものありです。
しかし、ボーナスは上がり続けるものでもなければ、当たり前にもらい続けられるものでもありません。下がることがあるものだということは理解しておきましょう。
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