転職成功のためには何社応募すれば良い?平均応募社数は?
目次
転職の応募数は何社が良い?
転職を検討中の方の中には、何社に応募したら良いのか?と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
1社に応募して、そこで決まれば御の字ですが、なかなかそう簡単にいかないのが転職活動。応募しても書類選考で落ちることが続くのは、珍しい話ではありません。
そうは言っても、一体何社応募すれば良いのかと途方に暮れてしまうこともあるでしょう。
転職活動は長期戦になることもあります。転職活動を進めるにあたって、何社に応募するのが好ましいのか。転職の応募数の平均を見ることで、転職活動の計画もたてやすくなるはずです。
転職経験者の平均応募社数や、応募数が多めの方が良いケースや少なくても良いケースについてご紹介します。
転職経験者の平均応募社数は?
転職時に何社応募したのか。転職経験者の平均応募数は、年齢や職種によって大きく差がでるものです。
20代であれば5~6社。40代であれば10社以上と言われることもあるため、これまでのキャリアや目指す業界によって違いが出ることを理解しておくと良いでしょう。
年齢や業界を問わず、応募した書類が通過する確率は2~3割程度。面接を受けて内定が出る確率は5割程度と言われています。
書類通過の確率、内定が出る確率から考えても、複数社に応募することは必須と言えるでしょう。複数社応募することで、転職活動の勝手がわかり、結果的に内定が早くでることもあるようです。
書類選考を突破するためのポイントについてはこちらで詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。
転職の応募数は平均より多めが良い?
応募社数が多ければ母数が増えるため、書類通過の確率は上がるもの。そうは言っても、闇雲に応募するわけにもいきませんよね。
平均応募社数を参考に、状況に合わせた応募社数を検討すると良いでしょう。平均よりも多い方が良いケース、少なくても良いケースをご紹介します。
応募社数が多めが良いケース
- ・複数社から比較したい場合
求人票や企業ホームぺージの情報だけでは、内情は分からないもの。まずは面接を受けて、企業のことを知ってから検討したいという場合もあるでしょう。
平均応募社数に捉われず、興味のある企業には片っ端から応募してみるという気持ちでいるのも良いでしょう。
面接は、実際に企業に足を運んだり、採用担当者とコミュニケーションを取るチャンスでもあります。希望していた企業が印象通りとは限りません。逆を言えば、面接を受けて好印象に変わるということもあるでしょう。
自分の目でしっかりと比較したいという場合には、複数社に応募して、比較対象を増やすようにしましょう。
- ・短期間で終わらせたい場合
転職活動では、選考結果の連絡を待つ時間が発生します。選考結果を待ってから1社ずつ応募していては、時間ばかりがかかってしまいます。
待つだけ待って不採用が続くようでは、精神的な負担も大きくなるばかり。スピード感を持って効率よく進めるためには、複数社への応募が必要です。
応募したからと言って、必ず面接を受けられるわけではありませんし、必ず入社しなければいけないということもありません。チャンスを増やすという意味では、応募社数を多めにすることも必要です。
転職を短期間で終わらせるためのコツについてはこちらで詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。
- ・未経験職種の場合
未経験職種や未経験業界、キャリアが不足している場合には、書類選考通過の確率が低いことも考えられます。
面接につながる機会を増やすためには、応募社数を多くした方が良いでしょう。
未経験者の場合は、雇用条件や待遇に、ある程度の妥協が必要な場合もあります。複数社に応募することで内定獲得の確率を上げ、その中から転職先を選択するというのも良いでしょう。
未経験職種に転職希望の場合の書類についてはこちらで詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。
応募社数が少なくても良いケース
- ・在職中の場合
応募社数が多ければ、書類作成や企業研究の時間も多くなるもの。
在職中の転職活動はスケジュール管理が難しいこともあるため、応募社数を増やしすぎると負担が大きくなりかねません。
転職活動に力を入れるあまり、現職がおざなりになってしまわないよう、応募社数は控えめにして、様子を見ながら段階的に進めていくというのも良さそうです。
在職中の転職活動についてはこちらで詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。
- ・十分なキャリアがある場合
企業の応募条件にマッチしていて、十分なキャリアがある場合には、書類選考に通過する確率も高くなります。
応募社数を増やして忙しくするよりも、的を絞って少数に集中するのも悪くありません。中には、妥協は絶対したくない!と考えている方もいるでしょう。
これは譲れない!という条件が多いほど、必然的に応募社数は減るもの。その場合は、むやみに応募社数を増やすことはせず、自己分析やキャリアの棚卸に十分な時間を確保するようにしましょう。
- ・応募したい企業がない場合
チャンスを増やすという意味では、複数社への応募は必須です。だからといって、全く関心のない企業や条件に合わない企業に応募する必要はありません。
応募したいと思えない企業に向けて書類を作成しても、中身の薄いものになってしまいます。たとえ書類が通過しても、前向きな気持ちで面接を受けることはできないはず。
応募したい、興味があるという求人がない場合には、応募社数が少なくても問題はないでしょう。
転職の応募社数。平均を参考に複数応募してみよう!
転職の応募社数に決まりはありません。平均応募社数を見ても、転職成功者の多くが複数社に応募していることが分かります。面接は出会いの機会。複数社に応募して、チャンスを広げましょう。
在職中は忙しくてスケジュール管理が難しいことも。複数社への応募なら、転職エージェントがおすすめです。ホテル・旅館への転職を検討中の方は「おもてなしHR」にご相談くださいね。