転職時の条件交渉を行う場合のポイントは?メールで交渉しても良い?

これからどんな企業で働きたいのか、どんな仕事をしたいのかを考える上で、給与や待遇についての条件を検討するのは当然のこと。条件に合った環境で働くことを、誰もが望んでいます。希望条件をかなえるためには、条件交渉が行われることがあります。転職時の条件交渉には、いくつかのポイントやマナーがあります。条件交渉のタイミングやメールで条件交渉を行う場合についてご紹介します。

目次

    転職時の条件交渉

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    転職活動中の方の多くは、より良い環境・よりよい条件を求めているはずです。年収や業務内容、休日日数などに明確な条件を持っていることもあるでしょう。企業から提示される条件と自身の希望が合致することは、転職における大きなポイントです。

     

    この企業で働きたい気持ちはあるけれど、どうしても譲れない条件がある……。そういった場合には、企業に対して条件交渉をする必要がでてくるかもしれません。転職後に気持ちよく働くためには重要なことですが、企業に対して個人的な条件を提示しても良いのか、迷うこともありそうです。

     

    転職時の条件交渉は、企業と求職者がお互いに合意するための話し合い。交渉と考えると、ハードルが高く感じられるかもしれませんが、相違や誤解がないようにすることは、企業と求職者にとって大切なことです。

     

    転職時に条件交渉をするタイミングは?

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    転職時の条件交渉は、タイミングによって企業に与える印象が変わります。条件交渉のタイミング、適切な伝え方についてご紹介します。

     

    応募時

     

    履歴書に「本人希望記入欄」というものがあります。ここに希望を記入することで、ある程度の条件を伝えることは可能です。

     

    しかし、履歴書記入のマナーとしては「貴社の規定に従います」「御社の指示に従います」と書くのが原則。希望職種がある場合や、家庭や健康上の事情がある場合には、応募時に伝えても構いません。

     

    面接時

     

    面接は、企業側と直接会話をする最初のタイミングです。ここで、条件や待遇についての話をされることがあります。ここではまず、企業側の意向を知ることが優先です。

     

    面接はあくまで、選考段階。求職者側から条件交渉を切り出すのは悪印象につながることもあります。最終面接などの段階で、企業側から条件の打診があった場合には、そこで交渉をはじめるようにしてください。

     

    内定後

     

    条件交渉の適切なタイミングは、内定後です。中途採用の場合には、内定後に処遇面談が実施されたり、書面で条件が通知されたりします。

     

    特に給与などは、企業側も交渉を想定していることもあります。経験やスキル、これまでの実績を考慮したうえで、この条件は打倒ではないと感じた場合に交渉を行ってみましょう。

    転職時の条件交渉はメールでも可能?

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    転職時の条件交渉の方法に決まりはあるのでしょうか。メールで条件交渉をしたい場合についてご紹介します。

     

    条件交渉の基本は直接

     

    条件交渉は基本的に、対面で行います。面接の最後や、内定後の面談で直接伝えるのが一般的。自ら切り出すことに抵抗を感じることもあるかもしれませんが、タイミングやポイントを抑えれば印象が悪くなることはありません。

     

    企業によっては、処遇面談として条件交渉の場を設けている場合も。ある程度の条件交渉は、企業側でも予測しているものです。無謀な条件でない限りは、検討してもらえる可能性も十分にあります。あくまで希望であることを伝えながら交渉してみると良いでしょう。

     

    メールで条件交渉を行う場合の注意点

     

    本来は直接行うことが望ましいものですが、直接会うことが難しい場合にはメールで行うこともあるでしょう。しかし、メールでの条件交渉は一方的な印象を持たれることもありますので、注意が必要です。

     

    メールで条件交渉をする場合は、丁寧な言葉遣いで簡潔な文面にするよう心がけてください。一般的には、直接交渉するのが好ましいとされるものです。メールでの条件交渉に否定的な意見もあるようですので、なぜメールでの条件交渉に至ったのかを示すようにすると、良いでしょう。例文をご紹介しますので、参考になさってくださいね。

     

    件名:給与に関するご相談(おもてなし 太郎)

    〇〇株式会社

    人事部 〇〇  様

    お世話になっております。〇月〇日に面接をしていただきましたおもてなし太郎です。

     このたびは内定通知をいただき、誠にありがとうございます。

    これまでの経験を生かして、御社に誠心誠意貢献したく思っております。

     

    大変恐縮ではございますが、ご提示いただきました労働条件通知書の給与面に関してご相談したく、ご連絡差し上げました。

    書面では月収30万円とご提示いただきましたが、現職の月収35万円を下回るため、可能であればご再考いただくことは可能でしょうか。

     

    前職では、3年連続で目標営業成績の130%以上を達成しており、社内でも営業成績1位を獲得しておりました。これまで培った経験やノウハウを活かし、御社の即戦力となれるよう、全力を尽くす所存です。

     

     誠に勝手なお願いではありますが、ご検討の機会をいただきたく、ご相談させていただきました。

     本来は直接お伺いしてご相談すべきことではございますが、遠方に住んでいるため、メールにてお伝えする失礼をお許しください。

     

    何卒よろしくお願い申し上げます。

     

    おもてなし 太郎

    転職時の条件交渉は根拠が重要

    iStock.com/takasuu2

     

    転職時の条件交渉で最も重要なのは、自己主張ばかりにならないことです。企業が提示する条件よりも良いものを求めるのであれば、なおさらです。なぜこの条件が必要なのか、企業に納得してもらわなければ条件交渉は成功しません。

     

    納得してもらうためには、根拠が必要です。なぜこの条件を希望しているのかと問われたときに、条件・待遇に見合う根拠が説明できないようであれば、交渉は難しいかもしれません。特に年収の交渉の場合は注意が必要です。根拠もなくお金だけ要求するような人と思われてしまうこともあります。

    転職時の条件交渉は転職エージェントにお任せ!

    iStock.com/byryo

     

    転職時の条件交渉は、マナーを守れば失礼にあたることはありません。特に転職は、条件を明確にしてから転職活動進めるものです。希望に合った仕事をするためには、条件交渉があってもなんら不思議ではありません。そうは言っても、給与や待遇などの話に触れることが失礼にならないかと心配になることもあるでしょう。

     

    そこでおすすめなのは、転職エージェント。転職エージェントは、転職成功に向けたさまざまなサポートをしています。もちろん、条件交渉もそのひとつ。自分の口からは切り出しにくい話題でも、専任のアドバイザーが代行して交渉を行ってくれます。

     

    宿泊業界の転職であれば、当社「おもてなしHR」をぜひご活用ください。給与・待遇のほか、宿泊業ならではのシフトに関する条件。求職者様の希望が叶うよう、全力で条件交渉のサポートをさせていただきます。まずはお気軽にご相談くださいね。

     

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