ホテルの総務の仕事内容とは？志望動機のポイントや求人情報の例も見てみよう

ホテルの仕事といえば、フロント業務や客室清掃、ベルスタッフなどを連想する方が多いのではないでしょうか。しかしホテルには、オフィスワークの部署も存在しており、総務もそのひとつです。本記事では、ホテルの総務として働きたい方に向けて仕事内容や求人情報の例などを紹介します。興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。

【ホテルの総務】仕事内容

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ホテル総務の仕事内容は施設によって異なる部分もありますが、以下のような業務が一般的です。

・備品管理
・施設管理
・勤怠管理
・各種契約管理
・法務関連業務
・書類作成
・来客対応
・トラブル対応

こうした仕事に加え、防災関連業務など安全面の管理を総務が担っているケースも少なくありません。

ホテルの総務にはフロントスタッフやベルスタッフのような華やかさはないかもしれません。しかし、ホテルを運営していく上で欠かせない、縁の下の力持ちとしての役割を果たしているのですね。

「ホテルの現場で働く人々のサポート業務がしたい」という方に向いているといえるでしょう。

ホテル総務の平均年収は？

就職・転職を考える際には、収入面もしっかり吟味しなければなりません。

「jobtag」によると、2022年時点における総務事務の平均年収は490万7000円でした。ホテル業界のみの平均ではありませんが、目安として把握しておきましょう。

また、外資系ホテルや高級ホテルなどで総務の管理職に就任した場合などは、より高い収入を得られる可能性もあります。就職・転職の際には採用後の労働条件だけでなく、キャリアモデルやその後の転職なども視野に入れることをおすすめします。

参考:総務事務の平均年収について/職業情報提供サイト jobtag

【ホテルの総務】志望動機を作る際のポイント

ホテル業界に限らず、志望動機は「なぜその会社でなければならないのか」という点をしっかりと伝える必要があります。

説得力のある志望動機を書くためには、求人票やコーポレートサイトなどの情報を入念にチェックし、そのホテルの特徴を十分に把握する必要があります。志望度が高いホテルに応募する際には、理解を深めるために応募先のホテルに宿泊してみることもおすすめです。

加えて、ホテル総務の志望動機を考える際に盛り込むべきことは「総務の仕事を選んだ理由」と「ホテル業界を選んだ理由」です。志望動機の作成に行きづまった場合は、まずそれぞれの理由を箇条書きで紙に書き出し、そこから文章を作ると良いでしょう。

なお、事務職としてのスキル・資格や、ホテル業界での就業経験がある場合は、その点もつけ加えてアピールすることも大切です。

▼ホテル総務の志望動機について、さらに詳しく知りたい方はこちらをチェック！

【ホテルの総務】志望動機の例文（追加）

上記のポイントを参考に、ホテルの総務に応募する際の志望動機の例文を見てみましょう。

新卒採用に応募する場合

私は子どものころから「将来はホテルに就職する」と決めていました。家族旅行でいちばんの楽しみだったのはさまざまなホテルに泊まることでした。ホテルによって雰囲気や接客のスタイルが大きく異なることが感じられ、奥が深いこの世界で「お客様にもっとも喜ばれるサービスとは何か？」と考えるようになったことがきっかけです。

ホテルサービスの専門学校に進学した当初はフロントスタッフかベルスタッフを志望していたのですが、ホテルのインターンシップに参加し、総務の仕事を見せていただいた際に、縁の下からホテルを支える仕事に興味がわきました。

お客様にとって気持ちの良い接客を提供するためには、接客スタッフをサポートする総務の仕事が必要不可欠なのだと理解しております。生徒会などで裏方を務める機会が多かった自分に適していると感じ、ホテルの総務として働きたいと強く思いました。

家族旅行で宿泊したホテルの中でも、特に温かいおもてなしが印象に残っている貴館に貢献したく、志望いたしました。

中途採用に応募する場合

私は現在〇〇ホテルのフロントスタッフとして働いています。業務にはやりがいを感じておりますが、ワークライフバランスを見直したいと考えています。私事ですが結婚を控えており、現在のシフト制勤務では仕事と家庭生活の両立が難しいため、今までの経験をいかしながら規則的に働けるホテルの総務を志望しました。

オフィスワークは未経験ですが、5年間フロントスタッフとしての経験を積んでいるため、現場で働く人の要望や困りごとを理解できる点が私の強みだと自負しております。また、オフィスワークに転職するための準備として、パソコン関連の資格を取得し基本的な操作はできるようになりました。

貴社のホテルチェーンは旅行や出張などでいつも利用しているのですが、問い合わせへの回答や予約を取る際の案内がいつもスムーズで、接客スタッフと総務スタッフの連携の強さが伺えます。もし内定をいただけましたら、フロントスタッフとして培ってきたチームワークをいかし、貴社のホテル運営に貢献したいと考えております。