2023.12.6

群馬・水上温泉「蛍雪の宿尚文」でマニュアルのない自分らしい接客を【宿泊業求人/有限会社やど尚文】

群馬県の奥座敷・水上温泉にたたずむ「蛍雪の宿尚文」は、心癒されるひと時を過ごせると人気を集める旅館です。一度訪れると、二度三度と足を運びたくなる魅力がそこにあると言います。何が人々を惹きつけるのでしょうか。職場としての魅力とともに見ていきましょう。

また訪れたくなる宿の理由とは

「蛍雪の宿尚文」は、某旅行サイトにて「日本の人気旅館トップ25」に2年連続で選ばれたことがある旅館。

その口コミには「再訪です」「〇回目の訪問です」とリピーターの声が目立ちます。

多くの人が何度も訪れたくなる理由は何なのでしょうか？

アクセス良好なのに人目からは離れた隠れ家感

谷川岳をはじめとする雄大な山々と、奥利根湖など利根川上流の水源風景が広がる「水上（みなかみ）温泉郷」。その温泉街を抜けた奥利根湯けむり街道沿いの山里に「蛍雪の宿尚文（しょうぶん）」はあります。

自然に囲まれ、道路からもすこし入ったところにあるため、騒々しさがなくどこか懐かしさを感じられる隠れ家的な宿と称されることも。

山里といえど、水上駅から車で10分程度、水上インターチェンジからも15分程度と、決してアクセスが悪いわけではありません。

その「ほどよい田舎具合」が別荘を思わせ、何度も足を運びたくなるのかもしれません。

木の香り、自然の豊かさに心癒される館内

館内に一歩足を踏み入れると、明るく風通しの良い空間に思わず深呼吸をしたくなるはず。木の温かみが感じられる木造建築で、ほこり一つない掃除の行き届いた様子が評判です。

館内は、古木を設えて古民家の趣を持たせた「母屋」と、無垢材の自然な風合いを大切にした「離れ」の造り。それぞれは季節の風がそよぐ山里回廊で繋がっています。

山里回廊では、丁寧にしつらえられた中庭に臨みながら季節を感じる散歩ができるでしょう。途中には小さな休憩スペースもあり、自然の創り出すゆったりとした時間に思い切り耽るのも乙な過ごし方かもしれません。

また、母屋と離れの間に流れる小川では、初夏にホタルが見られるのだそう。

それを目的に訪れる人も多いのだとか。

季節の移ろいをダイレクトに感じられ、心癒される時間が過ごせそうですね。

趣向を凝らした異なる間取りのお部屋

天然木の風合いがもたらす安らぎを大切にした客室は、プライベート性の高い「離れ」に4室と、民宿の風情をもたせた「母屋」に5室の全9室。

メゾネット形式や露天風呂付きなど全部で6タイプの特徴があり、季節や用途によって使い分けするお客様もいるのだとか。

母屋にある露天風呂付ZENスイート「桔梗」は、裸足が心地よい畳敷きの床にローベッドのベッドルーム、明るく光が射し込む広々とした12畳の和室など、多彩にくつろげる広々としたスイートルームです。

専用の温泉露天風呂がついており、心ゆくまで湯浴みを満喫できるでしょう。

唯一のメゾネットタイプ客室である離れの「石楠花」には、１Fのリビングから渡り廊下で繋がる開放的な専用露天風呂が。

初夏の新緑や秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々違った表情を見せてくれ、何度も訪れたくなります。

２Fの広いベッドルームにはリモートワークにも適した書斎コーナーも。自然豊かな環境の中で、贅沢に、そして快適なおこもりステイができそうです。

今度はあの部屋に泊まってみたい、次は違った季節に訪れて同じ景色を見比べたい、と宿泊中からワクワクするのかもしれません。

ここでしか食べられない「山人料理」の数々

さらに、多くの宿泊客の胃袋をつかんでいるのが名物の「山人料理」。

奥利根の山や利根川で採れる食材、そして近隣の田畑で育まれた旬の作物をふんだんに使い、自分たちで食材も調味料も作ることをモットーとしており、畑や田んぼで野菜・お米を育てたり、スタッフ自ら山菜やきのこを収穫しに行くこともあるのだとか。

地元の食材を知り尽くした尚文だからこそ、野菜は提携農家が丹精込めて育てた地元野菜、肉は群馬県産食肉の尾瀬ドリームポーク・上州麦豚・赤城地鶏と名産揃い。

目にも楽しい素敵な器の上には、一見シンプルな料理。しかしひとくち食べると奥深いうまみに驚くのだそう。

毎日でも食べたくなるようなシンプルな食材ながらも、家庭ではなかなか再現できない美味しさが「またここにきてこれを食べたい」と思わせるのでしょう。

新緑、紅葉、雪と季節によって表情を変える温泉

「蛍雪の宿尚文」に注がれるのは、「宝珠の湯」と呼ばれる「向山（むこうやま）温泉」の湯。透明で肌あたりのやわらかな湯は、のんびりとした入浴にぴったりの泉質です。

館内に2つある貸切温泉で楽しむことができます。

貸切温泉だけではなく、各お部屋にも専用の部屋付き露天風呂が。

外を眺めながら、風の香りや虫の声、小川のせせらぎ、星のまたたき、自然の安らぎに身をゆだねる時間は格別でしょう。

つかず離れず、ほどよい距離感のおもてなし

そしてリピーターが口を揃えて言うのが、おもてなしの素晴らしさです。

「お客様に落ち着いてお過ごしいただくために、スタッフはお呼びがあるまでお部屋には入りません。ご自身のお部屋のようにのんびりとお寛ぎください。」と公言するほど、行き過ぎていないのが特徴。

スタッフのサービスにマニュアルはないのだそう。だからこそ、スタッフ一人ひとりが細かいところまで目を配り、時々に応じたふるまいでもてなしてくれるのでしょう。

思いがけない素敵なおもてなしに触れることで、より一層ファンになってしまいますね。

「蛍雪の宿尚文」で働く

多くの宿泊客の心をつかむ「蛍雪の宿尚文」。

何度も訪れたくなるような環境はどのように作られているのでしょうか。また、その環境で働くことについて着目していきます。

「蛍雪の宿尚文」のスタッフにインタビュー

まずは、働いているスタッフに入社の理由や職場環境についてインタビューしました。

サービススタッフ

山や川に囲まれた自然豊かな環境であるみなかみで仕事をしたかったことと、お客様と接するという面で、前職の接客経験を活かせると思い入社しました。20代から50代のスタッフが働いており、上下関係もなくいい意味でアットホームな雰囲気です。そしてみんながおもてなしに対して真摯に向き合っています。

調理スタッフ

“自分たちで作れるものは作る”という旅館の考えに魅力を感じ入社を決めました。味噌を手作りするということを聞き、いろいろなことに挑戦出来そうだと感じました。「自ら考えて動く」環境ではありますが、助け合う風土もあるため、温かいコミュニケーションの中で仕事ができています。そのような環境だからこそ大きく成長できていると思います。

採用担当者

当旅館では、”田舎宿”としてのコンテンツを磨き、「尚文」を訪れなくては体験できない宿づくりを目指しています。近年では、ITを活用し効率化を図ったことで、残業時間が格段に減り、よりよいおもてなしにつながっています。あなたも是非、自然豊かなみなかみ町で、自然にふれあいながらお仕事しませんか？