働く上で知っておきたい早太郎温泉郷の特徴

Pixel-Shot- stock.adobe.com

「早太郎温泉郷」という温泉地の名称は、この土地で語り継がれる伝説に登場する犬の名前にちなんでいます。早太郎は秋祭りで怪物のいけにえに出される娘を救うため、怪物と戦い、勝利の末に息を引き取ったそうです。

温泉郷のシンボルマークは犬のシルエットで、近隣の神社では早太郎がデザインされたおみくじ・お守りなどを授与しているそうです。地元の人や観光客に親しまれるマスコットと言えるでしょう。

早太郎温泉郷の概要とアクセス

早太郎温泉郷は1994年に開湯した温泉です。歴史はまだ新しいながらも、温泉宿はどこも趣向を凝らしており、特に郷土料理をふんだんに織り込んだ食事は「ありきたりの料理は出てこない」と評判だそう。

温泉郷へ車で向かう場合は、東京から3時間、名古屋から2時間、大阪から4時間が目安です。中央自動車道の駒ヶ根ICで降りるルートが適切でしょう。 

電車の場合は、JR飯田線の駒ヶ根駅が最寄り。宿によってはバスやタクシーへの乗り換えが必要なので、出かける前によく確認してくださいね。

早太郎温泉郷の歴史と現状

早太郎温泉郷は1994年に開湯し、泉質が良くアルプスの山を展望できることが人気となり、数多くの宿泊施設が並ぶ温泉郷となりました。現在では中央アルプスの観光地として活用されています。

また、身体に優しいなめらかな泉質のため、特に登山の後の入浴に適した温泉と言われ、駒ヶ岳登山のあとの入浴に訪れる人も多いそうです。

早太郎温泉郷の泉質と効能

早太郎温泉郷のお湯は、アルカリ性単純温泉です。無色透明で、やわらかな肌ざわりが実感できる泉質です。また、温泉独特の匂いがないお湯なので、周囲の森林の香りを楽しみながら入浴できそうですね。

アルカリ性のお湯は古い角質や皮脂汚れを落とし、美肌効果が期待できます。また、切り傷や皮膚の乾燥、冷え性の改善にも効果があるといわれています。

早太郎温泉郷の周辺観光

早太郎温泉郷の付近には、温泉地の由来になった犬・早太郎を祀った神社があり、参道の両脇には、とても珍しい「ヒカリゴケ」が自生しているそうです。

石垣の間にエメラルド色に光るヒカリゴケはとても神秘的で美しく、遠方から見に来る人も多いそう。見ごろは4月から10月までの間です。

また、周辺の森にはムササビが生息しており、ムササビの巣の中に設置したカメラの映像がモニターで見られる宿や、ガイド付きの観察ツアーなどもあるそうです。 

参考:早太郎温泉郷について/駒ヶ根市ホームページ

早太郎温泉郷の宿泊施設での働き方

Ys-harmony- stock.adobe.com

早太郎温泉郷には、日常を忘れて羽を伸ばせるリゾートホテルや、自然との触れ合いを堪能できる旅館が多く見受けられます。「サービスの仕事を通して安らぎや寛ぎを提供したい！」という方には、ぴったりの勤務地でしょう。

また、農林業体験やそば打ち体験といったアクティビティを提供している宿や、地元の食材を使った郷土料理を提供する宿など、キラリと光る個性を持った施設が多いことも特徴。

この温泉地ならではの働きがいを見つけられるかもしれません。

高原のリゾート地・早太郎温泉郷で働こう！

maru- stock.adobe.com

高原の温泉地・早太郎温泉郷は、春夏秋冬を通して美しい景色が楽しめます。リフレッシュをしに行くのも良いですが、自然の美しさをいかした早太郎温泉郷の宿泊施設で、スキルをみがいてみてはいかがでしょうか。

旅館やホテルの仕事を探す際には、おもてなしHRが力になります！