ホテルのパティシエと個人店のパティシエ!それぞれの違いとは?

パティシエが活躍する場所はさまざまですが、代表的な職場としてはホテルと個人店が挙げられます。同じ「パティシエ」という職業でも、働く場所のタイプによって毎日の仕事や身につきやすいスキルは異なるもの。それぞれの職場における働き方の特徴や、メリットなどを見ていきましょう。

目次

    【働き方の特徴】ホテルのパティシエ

    皿盛りデザート

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    パティシエの就職先として人気が高いホテルでは、どのような働き方をするのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

    役割分担が明確

    ホテルのパティシエは、工程ごとに役割分担が明確になっていることが多いようです。

     

    「ケーキのスポンジを焼く」「クリームを泡立てる」「フルーツの皮むきやカットをする」というように、決まった作業をこなします。効率的なやり方ですが、流れ作業のように感じることがあるかもしれません。

    作るデザートが豊富

    ホテルでは多種多様なデザートが提供されます。

     

    デザートの種類だけでなく、提供場所やスタイルもさまざま。レストランやカフェで出すものもあれば、ウエディングケーキやルームサービス専用のメニューが用意されていることもあるでしょう。

    職場の人数が多い

    ホテルのパティシエは「ペストリー部門」と呼ばれるデザート作りに特化した部門で働くことが一般的。ペストリーにはたくさんのパティシエが在籍していることが多いでしょう。

     

    また、ペストリー部門の関係者だけでなく、フレンチや和食、中華などの料理人と連携を取ることもあります。業務をスムーズに進めるためには、職場内で人脈を広げることが重要といえるでしょう。

    接客の機会が少ない

    個人店のパティシエに比べて、接客の機会が少ないこともホテルのパティシエに見られる特徴のひとつです。

     

    キッチンにこもって洋菓子作りにあたるため、業務に集中しやすいのではないでしょうか。

    【働き方の特徴】個人店のパティシエ

    洋菓子店

    maroke – stock.adobe.com

     

    個人店のパティシエにはどのような働き方の特徴があるのでしょうか。ホテルのパティシエと相違点を解説します。

    すべての工程に携わる

    大所帯のホテルと異なり、従業員の数が少ない個人店ではひとりのパティシエがすべての行程に携わることがほとんどです。

     

    その一方、皿盛りのデザートやビュッフェ用のデザートなどを作る機会はほとんどないでしょう。

    オーナーパティシエとの距離が近い

    ホテルの一般的なパティシエは、トップのパティシエや他部門のトップと直接的には関わらないことが多いでしょう。先述の通り、役割分担が明確であるために普段の関わりが希薄になりやすいのです。

     

    一方、個人店では先輩パティシエやオーナーパティシエとの距離は近いことがほとんどです。トップから直接仕事を教えてもらいやすい点は、個人店ならではのことではないでしょうか。

    洋菓子製造以外の業務も担当

    少ない人員で店舗を運営する個人店では、パティシエもさまざまな業務に携わります。

     

    原料の仕入れや売上金の管理など、運営面の仕事を担当する機会も多いでしょう。また、店頭に立って洋菓子を販売するなど、接客の業務があるかもしれません。

    【働くメリット】ホテルのパティシエ

    ホテルのパティシエとして働くことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。代表的な例を見ていきましょう。

    福利厚生が手厚い

    ホテルのパティシエは当然ながら、ホテルの従業員のひとりです。パティシエを配置するホテルは充実した設備やサービスを提供していることが多く、組織の規模は一定の水準以上であると考えられます。

     

    そのため、福利厚生の整備には期待できるでしょう。コンテストに出るための練習を、ホテルの食材でやらせてもらえたり、ヨーロッパへの研修旅行があったりすることも。

     

    パティシエとしてチャレンジしたいことに、チャレンジしやすい環境ではないでしょうか。

    労働環境が整っている

    勤務先が大きな組織であれば、昇格やボーナスの査定などにしっかりとした基準が設けられているはずです。入社時からキャリアプランを立てやすい点も、ホテルのパティシエとして働くメリットではないでしょうか。

     

    また、個人店はオーナーシェフの高齢化などで廃業することが考えられますが、ホテルは失業のリスクは低いでしょう。

    ひとつひとつの技術をみがける

    前述の通り、ホテルのパティシエには明確な役割分担があります。任された作業に注力するため、ひとつひとつの技術にみがきをかけやすいでしょう。

     

    全行程の高い技術を習得するには時間がかかりますが、長く勤務することでパティシエの道を極められるのではないでしょうか。

    【働くメリット】個人店のパティシエ

    一方、個人店のパティシエならではのメリットとしては以下のような要素が挙げられます。

    尊敬するパティシエのもとで修業ができる

    オーナーパティシエやトップパティシエとの距離が近い個人店では、尊敬するパティシエのもとで修行を積めます。

     

    直接指導を受けたり、技術を見て学んだりできることは、大きなメリットといえるでしょう。

    独立開業の足がかりになる

    洋菓子作り以外の業務も経験できる個人店での勤務は、独立開業をめざすパティシエの強みになります。

     

    売上管理や人材育成など、経営に必要なノウハウを学べるため「自分の店を持つ」ということに対するハードルを下げられるのではないでしょうか。

    お客様とコミュニケーションを取りやすい

    パティシエが商品を説明したり、売り場に立ったりすることもある個人店。

     

    「接客が好き」「お客様のよろこぶ顔が見たい」というパティシエにとって、お客様とコミュニケーションを取りやすい点は魅力ではないでしょうか。

     

    また、お客様の様子から「どんな洋菓子が欲しいのか」を探ることができるため、新商品の開発においてもプラスに働くはずです。

    就業先に悩むパティシエは転職エージェントに相談しよう!

    女性パティシエ

    metamorworks – stock.adobe.com

     

    パティシエの職場は多種多様です。そのため「どんな施設が自分に向いているのか分からない!」と悩むこともあるでしょう。

     

    就業先に関する悩みは、転職エージェントへの相談がおすすめです。希望する働き方やキャリアプランなどを洗い出し、ぴったりな職場を見つけましょう!

     

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