温泉施設で働きたい！志望動機を書く際のポイントや志望動機の例文
目次
温泉施設スタッフの志望動機を書くポイント
温泉施設スタッフの志望動機を書く際のポイントとして特に押さえておきたいのは、以下の5点です。
- ・「温泉施設のスタッフとして何をしたいのか」を明確にする
- ・「応募先を選んだ理由」を明確にする
- ・これまでの経験を積極的にアピールする
- ・自分にとって都合が良い理由ばかりを書かない
- ・迷ったら転職エージェントに相談する
それぞれの項目について、詳しく説明していきます。
「温泉施設のスタッフとして何をしたいのか」を明確にする
「温泉施設のスタッフとして何をしたいのか」という点は、志望動機の中でも特に重要な部分です。
「温泉が好きだから」「仕事内容に興味があるから」という理由は、決して間違いではありませんがそれだけでは不十分。以下のような具体性を持たせましょう。
- ・現在は清掃の仕事をしており、ハウスクリーニング技能士の資格を取得している
- ・癒やしを提供する場である温泉の清掃は、お客様の満足度を左右する重要な仕事だと考えている。
- ・これまでに培ってきた清掃のスキルをいかしたいと思い、清掃スタッフの仕事を志望した。
上記は大まかな例ですが、なぜ温泉スタッフとして働きたいのか、どのような能力を仕事にいかせるのかを明確にすることで、志望動機に説得力が生まれます。
「応募先を選んだ理由」を明確にする
なぜ応募先の施設を選んだのかという理由を明確にすることも重要です。
温泉施設で働きたいだけなら、他の施設でも良いはずです。そのため、「なぜここなのか」を伝えなければ、採用担当者から「志望度が高くない」「採用しても長く勤めてもらえそうにない」と判断されてしまいがちです。
「ここでなければならない理由」を、志望動機に必ず盛り込んでくださいね。
これまでの経験を積極的にアピールする
温泉施設で働くスタッフの仕事にいかせる経験があれば、積極的にアピールしましょう。
例えば、旅館の仲居として働いていた方が温泉施設のフロントスタッフを目指す場合、接客の経験が大いに役立つはずです。キャリアチェンジで温泉施設のスタッフを目指すケースでも、これまでの仕事への向き合い方や、仕事で培ったコミュニケーションスキルなどをアピールできれば、十分な武器になります。
「自分はこんなことができる、だから採用してほしい」というポイントを、具体的なエピソードを添えて書くと良いでしょう。
自分にとって都合が良い理由ばかりを書かない
志望動機にうそを書くことはNGですが、自分にとって都合が良い条件面の理由ばかりを並べることも避けましょう。
「家から近くて通勤しやすそうだった」「時給が良かった」「仕事が楽そう」といったことばかりが書かれていると、採用担当者は「その条件がそろう企業ならどこでも良いのでは？」「うちに貢献したいという気持ちはないのかな？」と思うはずです。
ただし「働きやすい条件である」ということは双方にとってメリットです。伝えるのなら「効率的に働きたいと考えていたため、通勤時間が短い点にも魅力を感じた」といった表現が適切ではないでしょうか。
迷ったら転職エージェントに相談する
温泉施設スタッフとして働きたい気持ちがあっても「どうしても志望動機が作れない！」というケースもあるはず。その場合は1人で悩まず、転職エージェントに相談してみると良いでしょう。
転職エージェントへ登録すると、履歴書の書き方や応募先選び、面接対策やスケジュール調整など、転職活動に関することを総合的にサポートしてもらえます。志望動機の書き方に限らず、転職活動で悩んだ際にはぜひ相談してみましょう！
なお、おもてなしHRは宿泊施設に特化した転職エージェント。志望動機の伝え方などで困った際は力になります。温泉旅館などの仕事に興味がある方は、以下のボタンから登録を進めてくださいね。
温泉施設で働くスタッフの志望動機例
前項で紹介したポイントを踏まえて、温泉スタッフの志望動機の例を見ていきましょう。
【志望動機例1】
ホテルフロントでのアルバイト経験者が、温泉施設のフロントスタッフのアルバイトを目指すケースを想定しています。
ホテルフロントのアルバイト経験をいかし、フロントスタッフとして働きたいと考えています。
以前、御社の温泉施設を利用した際に、財布を紛失してしまった事があります。
初めてのことでパニックになってしまったのですが、スタッフの方に声をかけていただき、冷静に対応いただいたおかげで落ち着いて事情を説明することができました。
その後、周囲のスタッフの方々にも協力していただき無事に財布は見つかったのですが、スムーズな対応と冷静なお声がけに、接客業に携わる者として感銘を受けました。
以上の出来事がきっかけで、お客様の心に癒やしと安心を提供する貴施設でフロントスタッフとして働いてみたいと考え、応募いたしました。
【志望動機例2】
続いて宿泊施設やレジャー施設におけるフロント業務は未経験で、温泉旅館のフロントスタッフに応募する場合の志望動機を見ていきましょう。いかせるスキル・経験の伝え方に注目してくださいね。
私は現在、料亭の配膳係として働いております。お客様とコミュニケーションをとりながら進める業務に強いやりがいを感じており、よりきめ細やかなサービスを提供できる仕事に興味がわいて転職を考えはじめた時、御社の求人情報を見つけました。
温泉は日帰り入浴で何度も利用しているのですが、毎回「プラスアルファの気遣い」に心が暖かくなります。例えば湯上りのタイミングで仲居さんと廊下ですれ違った際に「今日は売店に北海道産の新鮮な牛乳が入りましたので、よろしければご賞味ください」などと教えていただいたことがありました。
わたしがめざすサービスはマニュアルのみにとらわれず「お客様にとってのメリット」を提供することなので、御社における接客のスタイルにマッチすると考え、応募しました。
もし内定をいただけましたら、料亭勤務で培った接客マナーやコミュニケーションスキルをいかし、貴館に貢献したいと存じます。
【志望動機例3】
最後は、アルバイトの志望動機例を紹介します。「まずはアルバイトからチャレンジしたい！」という方は参考にしてください。
わたしは現在〇〇大学の1年生で、大学卒業後は宿泊業界に就職したいと考えております。大学ではそのために必要な英語や観光学を勉強しており、それに平行して実務経験を積みたいと考え、応募しました。
御社の温泉旅館は伝統を大切にしながら、インバウンド対策にも力を入れられています。そのため「日本の文化を体験したい」という目的でやってくる外国人観光客からの人気が非常に高く、大学で学んでいる英語力をいかせるのではないかと思い、応募しました。
現在わたしの英語スキルは日常会話レベルですが、今後も勉強を続けてあらゆる国のお客様に快適な滞在を提供したいと思っております。
温泉スタッフの志望動機に迷ったら「おもてなしHR」にご相談ください！
yamasan-stock.adobe.com
温泉施設のスタッフは、未経験から応募可能で雇用形態や勤務時間も多種多様です。ご自身が希望する働き方とマッチする求人情報を見つけたら、積極的に応募してみましょう。
なお、「温泉スタッフの仕事をしたいけど志望動機の書き方がわからない……」といった悩みは「おもてなしHR」にお聞かせください。
Facebookでシェア
X(Twitter)で投稿
